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コパ3位決定戦は点の取り合い…コロンビアが終了間際のL・ディアス右足弾でペルー打ち破る

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コロンビアが3位入賞

[7.9 コパ・アメリカ3位決定戦 コロンビア3-2ペルー ブラジリア]

 コパ・アメリカ2021の3位決定戦が6日に行われ、コロンビア代表ペルー代表が対戦。コロンビアが3-2で接戦を制し、3位入賞を果たした。

 ともに準決勝の接戦で敗れたコロンビアとペルーの対戦は、疲労がピークに達する中で行われた。ペルーはMFレナト・タピアが前半24分で負傷。早々に足を攣る選手も見かける中で、先制はペルーが沈める。

 ペルーは前半45分、MFウィルデル・カルタヘナが前線にロングボールを飛ばし、左サイドからMFクリスティアン・クエバがカットイン。パスを受けたMFジョシマール・ジョトゥンがシュートを打ち、待望の先制点を生み出した。

 前半を0-1で折り返したコロンビアは、ハーフタイムでMFエドウィン・カルドナを下げてFWジミ・チャラを入れる。攻勢を強めると、後半4分にPA手前でFKから同点に追いつく。MFフアン・クアドラードが右足で振り抜くと、壁の隙間を抜ける弾道がゴールに吸い込まれた。

 1-1でイーブンな展開になり、互いにチャンスを作り始める。すると、後半21分に再びスコアが動く。コロンビアはGKカミーロ・バルガスが相手の攻撃を防いでボールをキャッチ。そのままパントキックで最前線に飛ばす。FWルイス・ディアスがトラップからPA内へ。冷静にシュートを決め切り、2-1で試合をひっくり返した。

 しかし、ペルーも最後まで諦めない。後半37分、右CKをFWジャンルカ・ラパドゥーラがヘディングシュート。ゴールに突き刺し、2-2と同点に追いついてみせた。

 だが、試合終了間際に試合が決着。後半アディショナルタイム4分過ぎ、コロンビアはクアドラードが中盤のFKを大きく蹴り込む。L・ディアスが左サイドから途中出場FWルイス・ムリエルとワンツーパスを交換すると、PA手前から右足を一閃。ゴール右隅に突き刺した。

 90分間に及ぶ点の取り合いは、コロンビアが3-2で勝利。今大会3位の座を勝ち取った。

●コパ・アメリカ(南米選手権)2021特集ページ

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