beacon

広島に成す術もなく敗れたマゼンベ指揮官「何もできることはなかった」

このエントリーをはてなブックマークに追加

[12.13 クラブW杯準々決勝 マゼンベ 0-3 広島 長居]

 アフリカ王者が手も足も出ない完敗を喫した。サンフレッチェ広島と対戦したマゼンベ(コンゴ)は試合序盤こそゴールを脅かす場面を作り出したものの、徐々に広島に主導権を握られると攻守に圧倒されて0-3の完封負けを喫した。

 チームを率いるパトリス・カルトロン監督は「負け試合だった。リズムや集中力がなく、たくさんのことが欠けていた」と語ると、「集中力をつなげるようにトレーニングをしてきたが、相手の方が強かった」と広島の強さを素直に認めた。

「何も言うことはない。この試合では何もできなかった。試合に向けての準備が不十分だったし、やる気、試合に臨む姿勢が違った。広島が良い試合をしたよ」

 マゼンベは16日に行われる5位決定戦でクラブ・アメリカ(メキシコ)と対戦する。

(取材・文 折戸岳彦)

●クラブW杯2015特集

TOP