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「欧州では誰も気にかけていないが…」クロップがCWC優勝を誓う

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大会制覇を誓うユルゲン・クロップ監督

 リバプールユルゲン・クロップ監督がFIFAクラブワールドカップ決勝に向けて意気込みを語った。

 昨季のチャンピオンズリーグ王者としてクラブW杯に参戦するリバプール。18日のモンテレイ戦では辛くも2-1で勝利し、21日にクラブ世界一の称号を懸けて、南米王者フラメンゴと対戦する。

 大一番を前に会見に臨んだクロップ監督は「我々とフラメンゴの状況は異なる。彼らは優勝してヒーローとして凱旋するためにここにやって来た。一方の我々は、イングランドに残り、カラバオカップを戦うよう命じられていた」と今大会に対する両チームの状況の違いを説明するものの、優勝を目指したいと主張した。

「しかし、今、我々はここにいて、私のチームはこの大会での優勝を望んでいる。ヨーロッパのクラブワールドカップに対する考えは、世界の他の地域とは異なるが、我々はこの考えを変えたい。他のファンはこの大会のことなどほとんど気にしていないが、リバプールファンは我々の優勝を望んでいる」

 また、クロップ監督は「ブラジルのチームと対戦するのはこれが初めてだが、フラメンゴだってリバプールのようなチームと対戦することは初めてだ」とコーチングキャリアにおいてブラジルのクラブとの対戦経験がないことを明かしつつ、フラメンゴについて語った。

「フラメンゴは激しさと組織力がある。ジョルジェ・ジェズスは彼らの運命を変えた。選手を獲得してチームを構築し、全員が何をすべきか理解している。彼はベンフィカとスポルティングで成功した監督だ。彼には個性があり、組織力で有名だ。彼が望みさえすればヨーロッパにいくらでも仕事があるだろうが、彼にとってリオが良い場所なんだろう」

 なお、準決勝を欠場したDFフィルヒル・ファン・ダイクとMFジョルジニオ・ワイナルドゥムは20日のトレーニングに参加しており、決勝に起用できる可能性があるようだ。

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