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パルメイラスが南米勢初のクラブW杯4位…PK戦で元ブラジル代表FWらが次々失敗、アルアハリに敗れて屈辱のノーゴール2連敗

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南米勢初の4位に終わったパルメイラス

[2.11 クラブW杯3位決定戦 アルアハリ 0-0(PK3-2) パルメイラス ドーハ]

 クラブワールドカップは11日、3位決定戦を行い、アルアハリ(エジプト)がパルメイラス(ブラジル)をPK戦で破った。アフリカ勢では2013年大会で準優勝したラジャ・カサブランカ(モロッコ)以来の3位入賞。パルメイラスはノーゴールのまま2連敗を喫し、南米勢史上初の4位に終わった。

 アフリカ王者のアルアハリはこの日、FWマフムード・カハラバと準々決勝のアルドゥハイル戦(○1-0)でゴールを決めていたエースFWフサイン・アル・シャハトが欠場。準決勝バイエルン戦(●0-2)の試合後、スタンドに訪れていたクラブOBに接見し、新型コロナウイルスの感染防止規定に違反していたとして、FIFAから出場停止処分を下された。

 ところが、思わぬ苦戦を強いられたのは南米王者のパルメイラスだった。準決勝のティグレス戦(●0-1)に続いて守備を固めてくる相手に有効な攻撃を繰り出せず、シュートは元アルビレックス新潟のFWホニがミドルレンジから狙うのみ。前半26分には自陣ビルドアップでFWウォルター・ブワリャのプレッシングに遭い、MFアムル・エル・ソリアに危険なシュートを放たれるピンチもあった。

 パルメイラスは前半40分、左サイドを攻め上がったDFマティアス・ビニャのクロスからホニがヘディングで狙い、ようやく得点機会をつくり出したが、これはアルアハリの守護神GKホハメド・エル・シェナウィが横っ飛びのスーパーセーブ。シュート数では上回りながらも得点を奪うことができず、前半はスコアレスのまま終えた。

 後半もパルメイラスがやや主導権を握って試合を進めるも、エースの元ブラジル代表FWルイス・アドリアーノに良い形でつなぐことができないまま0-0で規定の90分間が終了。勝負の行方はPK戦に委ねられた。パルメイラスは1人目から登場したホニ、アドリアーノがいずれも失敗する苦しい立ち上がりを迎えるも、アルアハリの失敗にも救われて2-2で5人目へ。だが、先攻のアルアハリが成功したのに対し、後攻のパルメイラスは元ブラジル代表MFフェリペ・メロがGKに止められて試合終了。アルアハリが3位入賞を果たした。

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