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家族で乗り越えた苦難…バルベルデが捧げた“おしゃぶりパフォ”の理由

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MFフェデリコ・バルベルデ

 レアル・マドリーMFフェデリコ・バルベルデがFIFAクラブワールドカップ2022決勝で“おしゃぶりパフォ”を披露した。この背景には、家族で乗り越えた苦難があった模様。妻のミナ・ボニーノさんが、自身のツイッター(@Minabonino)を通じて明かした。

 11日に行われたクラブW杯の決勝でアジア代表のアルヒラル(サウジアラビア)と対戦したR・マドリー。右のウイングで先発出場したバルベルデは、前半18分にチーム2点目を決めると、3-1で迎えた後半13分に追加点を挙げて、5-3の勝利に貢献した。

 バルベルデにとってここ1か月は苦しい日々で、サッカーに打ち込める精神状態ではなかったようだが、決勝を前に飛び込んだ朗報に、2得点で応えた。“家族”に捧げたおしゃぶりパフォーマンス。妻のボニーノさんがその理由を明かしている。

「最近、私が流産したというニュースがあったけど、否定できなかったのは、そうなることを想定していたから。あれは日々の生活と両立できない出来事だったの。私たちは最悪の事態に備えて1か月生活してきた。妊娠してからかなり時間が経っていたから、検査で確認する必要があったの」

「2人目の子を身ごもりながら、1か月泣いたり悲しんだ。だけど昨日、「赤ちゃんは元気です」という思いがけない知らせが届いたの。赤ちゃんは大丈夫。とても大変な1か月だったけど、またこれから。ありがとう」

 準決勝のアルアハリ(アフリカ代表/エジプト)戦(○4-1)でも得点を記録したバルベルデは、今大会3ゴールで得点ランク2位でフィニッシュ。この勢いを、ラ・リーガへ持ち帰りたい。


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