浦和レッズ、3失点でクラブW杯GL黒星発進…松尾佑介PK弾も攻勢及ばず
[6.17 クラブW杯E組第1節 浦和 1-3 リバープレート]
浦和レッズは17日、クラブワールドカップ初戦でリバープレート(アルゼンチン)と対戦し、1-3で敗れた。前半早々に先制点を奪われ、そこから攻勢に転じたものの、後半の立ち上がりにミスから失点。後半13分にFW松尾佑介のPKで1点を返したが、同29分にセットプレーから再び点差を広げられ、悔しい黒星スタートとなった。
浦和にとって4度目の世界挑戦となるクラブW杯の初陣。4-4-2の布陣を組み、先発には日本時間で39歳の誕生日を迎えたGK西川周作を筆頭に今季の主力メンバーが並んだ。4バックは左からDF長沼洋一、DFマリウス・ホイブラーテン、DFダニーロ・ボザ、DF石原広教。ダブルボランチはMFサミュエル・グスタフソンとMF安居海渡が組み、MF渡邊凌磨を左サイドで起用した。右はMF金子拓郎。2トップはFW松尾佑介とFWマテウス・サヴィオが務めた。
試合は両者ともマンツーマンのせめぎ合いが続くなか、相手は17歳にしてすでにレアル・マドリー加入が決まっているMFフランコ・マスタントゥオーノを起点に攻撃を展開。ファーストプレーは渡邊が素早く寄せてボールを奪い、相手のキーマンに果敢を見せた。そして前半6分、中盤での奪取からサヴィオが持ち上がり、松尾へのスルーパス。シュートには至らなかったが、一つ目のチャンスメイクに成功した。
一方のリーベルプレートも前半9分、FWセバスティアン・ドリウッシがバイタルエリアから振り向きざまに強引な左足ミドルシュートを放つと、これが右ポストにヒット。浦和にとっては命拾いとなった。ところが同12分、マスタントゥオーノに立て続けに右サイドで起点を作られると、そこから左に大きく振られ、DFマルコス・アクーニャがフリーでクロス。これをFWファクンド・コリディオに叩き込まれた。
なんとか反撃に出たい浦和は前半25分、左CKのトリックプレーから攻め込み、安居がヘディングで折り返すと、ボザの浮き球パスから松尾がボレーシュート。これはGKフランコ・アルマーニのスーパーセーブに阻まれ、さらにオフサイドを取られたが、可能性を感じさせるセットプレーを繰り出した。
その後も浦和は松尾のスピードを生かすことで攻撃に活路を見出し、互角に試合を展開。前半33分にはサヴィオのFKにホイブラーテンが飛び込み、ヘディングシュートをゴールマウスに流し込んだが、惜しくもオフサイドが取られた。また同42分には金子が良い突破からのカットインシュートでGKを強襲するなど、勢いのあるままハーフタイムを迎えた。
ところが後半3分、浦和は厳しいミスから追加点を許した。相手のロングフィードを長沼が中央に折り返してしまい、安居がこれを頭でかろうじてつなぐと、ホイブラーテンがGK西川に向かってヘディングでバックパス。だが、これが少し弱くなってしまい、先にアプローチしたドリウッシに触られ、ゴールマウスに流し込まれた。
それでも2点ビハインドとなった浦和は後半11分、GK西川を起点にビルドアップを試み、安居が高く上がったグスタフソンにつけると、グスタフソンは相手を徹底的に引きつけながらペナルティエリア右にラストパス。これを受けた金子がアクーニャに倒され、PKを獲得した。キッカーは松尾。同13分、ゴール左に落ち着いて決め、大会初ゴールで1点を返した。
その後は浦和がさらに勢いを強め、サイドに流れる松尾が次々に相手の最終ラインを打開。後半16分には西川のロングキックから左サイドを長沼が駆け上がり、惜しいカットインシュートを放った。そのまま良い流れで同26分、サヴィオと金子に代わってFWチアゴ・サンタナとMF関根貴大を投入。松尾が左サイド、渡邊がトップ下にそれぞれ移った。
ところが後半29分、浦和はセットプレーから失点。アクーニャの左CKがニアサイドに送り込まれると、後半投入のMFマクシミリアーノ・メサにヘディングで突き刺された。浦和の守備陣はゾーンディフェンスで対応していたが、ちょうどグスタフソンとボザの間に入り込まれ、相手の質の高さが際立つゴールだった。
そうして迎えた後半36分、浦和は安居と長沼に代わってMF松本泰志とDF荻原拓也を投入。同43分にはすでにイエローカードを受けていたグスタフソンに代わってMF原口元気を投入した。その後もなんとか反撃を狙い、同45分には左からのクロスからT・サンタナがボレーシュートを放ったが、GKアルマーニのファインセーブに阻まれて万事休す。そのままタイムアップを迎え、浦和は1-3で敗れた。
浦和は21日、グループリーグ突破の可能性をつなぐべく、インテル(イタリア)と対戦する。
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浦和レッズは17日、クラブワールドカップ初戦でリバープレート(アルゼンチン)と対戦し、1-3で敗れた。前半早々に先制点を奪われ、そこから攻勢に転じたものの、後半の立ち上がりにミスから失点。後半13分にFW松尾佑介のPKで1点を返したが、同29分にセットプレーから再び点差を広げられ、悔しい黒星スタートとなった。
浦和にとって4度目の世界挑戦となるクラブW杯の初陣。4-4-2の布陣を組み、先発には日本時間で39歳の誕生日を迎えたGK西川周作を筆頭に今季の主力メンバーが並んだ。4バックは左からDF長沼洋一、DFマリウス・ホイブラーテン、DFダニーロ・ボザ、DF石原広教。ダブルボランチはMFサミュエル・グスタフソンとMF安居海渡が組み、MF渡邊凌磨を左サイドで起用した。右はMF金子拓郎。2トップはFW松尾佑介とFWマテウス・サヴィオが務めた。
試合は両者ともマンツーマンのせめぎ合いが続くなか、相手は17歳にしてすでにレアル・マドリー加入が決まっているMFフランコ・マスタントゥオーノを起点に攻撃を展開。ファーストプレーは渡邊が素早く寄せてボールを奪い、相手のキーマンに果敢を見せた。そして前半6分、中盤での奪取からサヴィオが持ち上がり、松尾へのスルーパス。シュートには至らなかったが、一つ目のチャンスメイクに成功した。
一方のリーベルプレートも前半9分、FWセバスティアン・ドリウッシがバイタルエリアから振り向きざまに強引な左足ミドルシュートを放つと、これが右ポストにヒット。浦和にとっては命拾いとなった。ところが同12分、マスタントゥオーノに立て続けに右サイドで起点を作られると、そこから左に大きく振られ、DFマルコス・アクーニャがフリーでクロス。これをFWファクンド・コリディオに叩き込まれた。
なんとか反撃に出たい浦和は前半25分、左CKのトリックプレーから攻め込み、安居がヘディングで折り返すと、ボザの浮き球パスから松尾がボレーシュート。これはGKフランコ・アルマーニのスーパーセーブに阻まれ、さらにオフサイドを取られたが、可能性を感じさせるセットプレーを繰り出した。
その後も浦和は松尾のスピードを生かすことで攻撃に活路を見出し、互角に試合を展開。前半33分にはサヴィオのFKにホイブラーテンが飛び込み、ヘディングシュートをゴールマウスに流し込んだが、惜しくもオフサイドが取られた。また同42分には金子が良い突破からのカットインシュートでGKを強襲するなど、勢いのあるままハーフタイムを迎えた。
ところが後半3分、浦和は厳しいミスから追加点を許した。相手のロングフィードを長沼が中央に折り返してしまい、安居がこれを頭でかろうじてつなぐと、ホイブラーテンがGK西川に向かってヘディングでバックパス。だが、これが少し弱くなってしまい、先にアプローチしたドリウッシに触られ、ゴールマウスに流し込まれた。
それでも2点ビハインドとなった浦和は後半11分、GK西川を起点にビルドアップを試み、安居が高く上がったグスタフソンにつけると、グスタフソンは相手を徹底的に引きつけながらペナルティエリア右にラストパス。これを受けた金子がアクーニャに倒され、PKを獲得した。キッカーは松尾。同13分、ゴール左に落ち着いて決め、大会初ゴールで1点を返した。
その後は浦和がさらに勢いを強め、サイドに流れる松尾が次々に相手の最終ラインを打開。後半16分には西川のロングキックから左サイドを長沼が駆け上がり、惜しいカットインシュートを放った。そのまま良い流れで同26分、サヴィオと金子に代わってFWチアゴ・サンタナとMF関根貴大を投入。松尾が左サイド、渡邊がトップ下にそれぞれ移った。
ところが後半29分、浦和はセットプレーから失点。アクーニャの左CKがニアサイドに送り込まれると、後半投入のMFマクシミリアーノ・メサにヘディングで突き刺された。浦和の守備陣はゾーンディフェンスで対応していたが、ちょうどグスタフソンとボザの間に入り込まれ、相手の質の高さが際立つゴールだった。
そうして迎えた後半36分、浦和は安居と長沼に代わってMF松本泰志とDF荻原拓也を投入。同43分にはすでにイエローカードを受けていたグスタフソンに代わってMF原口元気を投入した。その後もなんとか反撃を狙い、同45分には左からのクロスからT・サンタナがボレーシュートを放ったが、GKアルマーニのファインセーブに阻まれて万事休す。そのままタイムアップを迎え、浦和は1-3で敗れた。
浦和は21日、グループリーグ突破の可能性をつなぐべく、インテル(イタリア)と対戦する。
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