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9人となったパリSGが後半ATに鮮やかダメ押し弾!! 両守護神が好守連発のバイエルンとの激闘制し、クラブW杯4強入り!!

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パリSGがクラブW杯ベスト4進出!!

[7.5 クラブW杯準々決勝 パリSG 2-0 バイエルン アトランタ]

 クラブW杯は5日、準々決勝を行い、バイエルン(ドイツ)と対戦したパリSG(フランス)が2-0の完封勝利を収めた。勝ち上がったパリSGは9日の準決勝で、R・マドリー(スペイン)vsドルトムント(ドイツ)の勝者と対戦する。

 今季のUEFAチャンピオンズリーグを制したパリSGと同大会ベスト8のバイエルンによる注目の一戦。両チームは欧州CLリーグフェーズ第5節で対戦しており、当時はDFキム・ミンジェの決勝点でバイエルンが1-0の勝利を収めている。

 前半3分にフィニッシュに持ち込んだのはパリSG。高い位置でFWフビチャ・クバラツヘリアがボール奪取を成功させると、こぼれ球を拾ったFWデジレ・ドゥエがPA外から右足で狙う。対するバイエルンも6分、MFアレクサンダル・パブロビッチのヒールパスからMFマイケル・オリーズが左足のシュートを放つなど、ともに立ち上がりから積極的な姿勢を示す。

 一進一退の攻防が続く中、27分にバイエルンが好機を創出。PA内右で受けたオリーズが右足で狙ったシュートがゴールを脅かすが、GKジャンルイジ・ドンナルンマに右手1本で弾き出されてしまう。32分にはパリSG。左サイドをえぐったクバラツヘリアがPA内まで持ち込んで右足のシュートを放つも、これは好反応を見せたGKマヌエル・ノイアーの左手に阻まれてしまった。

 33分にはバイエルンをアクシデントが襲い、負傷したDFヨシプ・スタニシッチがプレー続行不可能と判断され、DFサシャ・ブイと交代してベンチへと下がった。

 41分にはパブロビッチがゴール前に送った浮き球のパスがそのままゴールに向かったが、鋭い反応を見せたドンナルンマに左手で弾き出される。さらにバイエルンは45+1分、オリーズが蹴り出したFKをDFダヨ・ウパメカノがヘディングで合わせてネットを揺らすが、これはオフサイドの判定でノーゴールとなった。

 すると、45+3分にはまたもやバイエルンにアクシデントが発生し、ドンナルンマと接触したMFジャマル・ムシアラが負傷。0-0のまま迎えた後半からFWセルジュ・ニャブリがピッチへと送り込まれた。

 4分にはパリSGが決定機を迎えるがノイアーが立ちはだかる。クバラツヘリアのパスから最終ライン裏に抜け出したFWブラッドリー・バルコラとノイアーが1対1に。しかし、PA内からバルコラが右足で放ったシュートを横っ飛びのビッグセーブで阻み、得点を許さなかった。

 その後もともにゴールに迫る場面を作りながらも両守護神の壁を打ち破れずにスコアレスのまま終盤を迎えると、25分にパリSGベンチが動き、バルコラに代えてFWウスマン・デンベレが投入される。29分にはノイアーのパスミスの流れからデンベレが好機を迎えるが、無人のゴールへと向けて放ったシュートはわずかにゴール左に外れた。

 しかし、33分にパリSGがついにバイエルンゴールをこじ開ける。激しいボールの奪い合いからMFジョアン・ネベスがDFアクラフ・ハキミに預け、自身はPA内右へ。鋭い切り返しからバックパスを送ると、ボールを受けたドゥエが中央に切れ込みながらPA外から左足を振り抜き、ゴールネットを揺らしてスコアを1-0とした。

 1点のリードを奪ったパリSGだが37分、ルーズボールに反応したMFレオン・ゴレツカの右足をDFウィリアム・パチョが足裏で蹴ってしまって一発退場となり、数的不利に陥ってしまう。さらに45+2分にはDFリュカ・エルナンデスがDFラファエル・ゲレイロの顔面への肘打ちで一発退場となり、パリSGは9人に。しかし、45+6分に3人に囲まれながらも右サイドを突破したハキミのラストパスからデンベレがダメ押しゴールを奪取。粘り強い守備でバイエルンの反撃をしのいだパリSGが2-0の完封勝利を収めた。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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