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後半ATに思わぬ3ゴール…ムバッペに今大会初弾のR・マドリー、退場者発生もドルトムント破って準決勝へ!!

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R・マドリーが準決勝へ

[7.5 クラブW杯準々決勝 R・マドリー 3-2 ドルトムント]

 レアル・マドリーは5日、クラブワールドカップ準々決勝でドルトムントを3-2で破った。準決勝ではパリSGと対戦する。

 最初のチャンスはドルトムント。前半6分、DFダニエル・スベンソンが左サイド深くまで抜け出してFWカリム・アデイェミにパスを出す。アデイェミのドリブルからスベンソンがルーズボールを拾ってクロスを上げるとMFユリアン・ブラントが頭で合わせたが、枠は捉えられなかった。

 それでもR・マドリーが先制した。前半10分に左サイドでDFフラン・ガルシア、FWビニシウス・ジュニオールと繋いでFWアルダ・ギュレルがクロス。ゴール正面でフリーになったFWゴンサロ・ガルシアが右足で合わせ、今大会4点目を奪った。

 なおもR・マドリーは前半20分、DFトレント・アレクサンダー・アーノルドがインナーラップしてG・ガンサロのパスを引き出し、体を捻って低い弾道のクロスを供給。これに 走り込んだF・ガルシアがゴールネットを揺らして2点差とした。その後はMFジュード・ベリンガムなどにチャンスが生まれるなど優位に試合を進め、3点目は決められなかったが2-0で試合を折り返した。

 ドルトムントはハーフタイム明けからDFヤン・コウト、MFフェリックス・ヌメチャ、FWマクシミリアン・バイアーを入れる3枚替えを敢行した。ただ後半の序盤はなかなかチャンスを作れず、16分にバイアーが左サイドで仕掛けてシュートを放つもGKティボー・クルトワの守備範囲に飛んだ。

 R・マドリーは途中出場のMFルカ・モドリッチやFWキリアン・ムバッペらがゴールに迫って観客を沸かせる。後半30分にはムバッペがペナルティエリア内で縦に仕掛けてシュート。これはGKグレゴール・コベルに阻まれた。

 後半はスコアが動かなかったが、後半アディショナルタイムに怒涛のゴールラッシュとなった。ドルトムントは後半アディショナルタイム2分にバイアーがDFアントニオ・リュディガーのクリアミスを拾ってゴール左に流し込み、1点差に詰め寄った。それでもR・マドリーはその直後、同4分にムバッペが豪快なボレーシュートを決めた。

 ところがR・マドリーは後半アディショナルタイム6分、DFディーン・ハイセンがペナルティエリア内でFWセール・ギラシを掴み倒して一発退場に。ドルトムントはギラシがこれを決めて再び1点差とすると、ラストプレーにも決定機が訪れたがクルトワに阻まれた。R・マドリーは逃げ切り体制に課題を残しつつ、準々決勝を突破した。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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