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R・マドリーvsドルトムントは後半ATに怒涛の3ゴール&レッド1枚…両指揮官「クレイジーだった」「サッカーはときに奇妙だ」

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まさかの展開に

[7.5 クラブW杯準々決勝 R・マドリー 3-2 ドルトムント]

 レアル・マドリードルトムントのクラブワールドカップ準々決勝はR・マドリーが2-0で突入した後半アディショナルタイム、両チームに合計3ゴールと1枚のレッドカードが飛び出す急展開となった。両チームの指揮官は試合後のフラッシュインタビューで驚きや反省を伝えている。

 試合を通じてR・マドリーが優位に試合を進めていたが、ドルトムントは後半45+2分にFWマクシミリアン・バイアーのゴールで1点を返した。快勝ムードから思わぬ失点となったR・マドリーだったが直後の同45+4分、FWキリアン・ムバッペがジャンピングボレーで今大会初ゴールを奪い、再び2点差とした。

 これで決着がついたように思われた中、ドルトムントはキックオフの流れからFWセール・ギラシがペナルティエリア内で倒されてPKを獲得。ファウルをしたR・マドリーのDFディーン・ハイセンは決定的な得点機会の阻止で一発退場となった。ドルトムントは後半45+8分、このPKをギラシが決めて再び1点差とする。そして同45+9分にはMFマルセル・ザビッツァーの強烈なシュートがゴールに向かったが、GKティボー・クルトワのスーパーセーブに阻まれて万事休す。思わぬ乱打戦の格好となった一線は、R・マドリーが3-2で勝利した。

 R・マドリーのシャビ・アロンソ監督は試合後、試合を通じて支配できたことを示しながら「残り10分はクレイジーだった」とコメント。「ボールを持てず、チームの形や強度を少し失っていた」と反省を述べた。

 敗れたドルトムントのニコ・コバチ監督も「サッカーはときに奇妙だ」と振り返った。その上でラストプレーでスーパーセーブを見せたクルトワを称賛。「最後のセーブは信じられない。シュートが枠に飛ぶのを見たんだが…。でもそういうものだ。ワールドクラスのGKであり、ビッグセーブだった」と話した。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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