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フットサル代表に刺激を受けたザックジャパン。フットサルW杯に意欲を見せる選手も!?

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 ザックジャパンが、一足先にW杯出場を決めたフットサル代表に続く。29日に行われたAFCフットサル選手権の準々決勝で、フットサル日本代表はキルギスタンに勝利。11月にタイで行われるフットサルW杯への出場を決めた。GK川島永嗣とDF槙野智章は、今度は自分たちがW杯出場権を獲得すると意気込みを語った。

 FP木暮賢一郎と親交のある川島は「試合の映像を見ることはできなかったのですが、結果をニュースで読んで知ったので、さっきグレさん(木暮賢一郎)にはメールを送りました」と話し、「グレさんも何回かW杯に出ていて、いろんな意味でフットサルをけん引しているので、刺激を受けています。僕らもW杯出場権をつかみたいと思いますね」と、気持ちを新たにした。

 フットサル代表が準決勝のキルギスタン戦を完封したことについて、テレビ番組でフットサル代表のGK川原永光とプレーした槙野は、納得の表情を浮かべた。

「準決勝は無失点で、川ちゃん(川原)も頑張ったみたいですね。一緒にプレーしたときもすごかったですからね。川ちゃんが守ったときは、シュートコースがなかった。それだけ威圧感もありますし、川ちゃんの存在がそれだけチームにとって大きいのではないでしょうか」と分析する。

 さらに槙野は、フットサルW杯にJ2・横浜FCのFW三浦知良が出場する可能性があることを知ると「じゃあ、僕らにもチャンスがありますね」と、フットサルW杯出場にも意欲を見せた。「イベントとかで対戦できたら、(フットサル代表入りを)アピールしようかな」とニヤリ。しかし、フットサルW杯はJリーグが終盤戦を迎える11月に開幕する。そのため、槙野のフットサル代表入りは、残念ながら実現しないだろう。同じ日の丸戦士のW杯出場権獲得を刺激に、今度はサッカー日本代表がW杯出場を決める。

(取材・文 河合 拓)

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