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柏は3失点敗戦…初のACLでの8強入りならず

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[5.30 ACL決勝T1回戦 蔚山3-2柏 蔚山]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は30日、各地で決勝トーナメント1回戦を行った。H組を2位通過した柏レイソルは敵地でF組1位通過の蔚山現代(韓国)と対戦し、2-3で敗れた。初出場となったACLで決勝トーナメント進出を果たしたが、8強入りはならず。先制点を奪われ、一時は1-1に追いついたがオウンゴールで失点。終了間際にFW田中順也が意地のゴールをみせたが敗退となってしまった。

 公式戦4連勝中の柏は、26日に行われた新潟戦(2-0)から先発を一人変更。ダブルボランチではMF茨田陽生ではなく、MF栗澤僚一が先発出場した。対する蔚山現代は元・G大阪のFWイ・グノら元Jリーガーが先発。MF家長昭博はベンチスタートだった。

 前半は耐える時間が続いた。立ち上がりこそ果敢に攻め込み、縦に早い攻撃からチャンスをつくったが、次第に196cmの高さがあるFWキム・シンウクの対応に苦しむと相手ペースで試合は進む。開始直後、イ・グノの左クロスからキム・シンウクに飛び込まれたが、必死にゴール前へ戻ったDF近藤直也がこれをカット。シュートまで持ち込ませない。

 前半6分には柏がファーストシュート。敵陣でパスカットしたMFジョルジ・ワグネルがFW田中順也とのワンツーでPA左へ抜け出す。ドリブルで切れ込んで放った左足シュートはGKに阻まれた。同12分には右サイドからMFレアンドロ・ドミンゲスが蹴り込んだFK。FW工藤壮人が頭で合わせたがクロスバー上へ外れていった。

 立ち上がりのチャンスを逃すと、徐々に流れは蔚山に傾く。前半17分、ロングボールをPA内左のキム・シンウクが頭で落とし、最後はグノが右足シュート。GK菅野孝憲が必死にストップした。その後もキム・シンウクを的にしたロングボールに苦しめられる。同40分には後方からのロングボールをキム・シンウクに頭で落とされ、FWキム・スンヨンにシュートを許すが枠を外れた。押し込まれる時間が続いたがなんとか耐えきり、0-0で前半を折り返した。

 後半に入っても蔚山の勢いは変わらない。後半3分にはDFカク・テヒの左クロスからMFコ・ソルギが放ったヘディングシュートはクロスバーを叩く。跳ね返りに飛び込んできたキム・シンウクのシュートは菅野がしっかりと止めた。耐え続ける柏だったが、ついに後半9分に失点。自陣内でのバックパスをグノに奪われると、グノの右クロスからキム・シンウクに頭で押し込まれた。0-1と1点を追う展開となった。

 なんとか追いつきたい柏は徐々に攻勢を強めるとチャンスを演出。後半12分には左クロスがDFにクリアされるも、こぼれを拾ったMF大谷秀和がダイレクトでミドルシュート。わずかにポスト右へ外れた。同21分にはカウンターから決定機。田中がGKとの1対1を迎えるがシュートを決めきることはできない。

 それでも後半22分、蔚山が最初の選手交代カードを切る。スンヨンに代えて、FWマラニョンを投入した。すると直後のワンプレー。柏に待望のゴールが生まれる。右サイドからDF増嶋竜也のロングスロー。ゴール正面のレアンドロが頭で叩き込んだ。レアンドロの今大会通算5点目が決まり、1-1と試合を振り出しに戻した。

 ここから試合をひっくり返したい柏だったが、アンラッキーな形で2失点目を喫してしまう。同点弾からわずか3分後の後半25分、マラニョンの縦パスからMFイ・ホが右サイドへ抜け出して、ゴールライン際からマイナスのグラウンダークロスを入れる。近藤がスライディングでカットにいくが、これがゴール内へ。菅野が必死に止めたものの、わずかなところでゴールラインを割っており、失点。オウンゴールで1-2と再びリードを許してしまった。

 追いつきたい柏は、後半32分大谷に代えて、MF澤昌克。同41分には工藤に代えて、FW林陵平をピッチへ送る。ゴール前へ枚数をかけ、澤らが決定機を迎えたが相手の好守に阻まれる。2点目が奪えない。

 すると終了間際の後半43分に3失点目。右サイドスローインからのボールをつながれると、最後は左クロスを受けたグノが胸トラップから強烈な左足シュート。前がかりになったところを突かれ、1-3に突き放された。それでもロスタイム4分には田中が意地の一撃。澤の縦パスをPA右のレアンドロが粘り、横パス。抜け出した田中が角度のない位置から鮮やかな左足シュートを突き刺した。2-3に詰め寄る。しかし最後の猛攻も実らずに2-3のまま試合は終了。柏にとって初のACLは8強入りを前に幕を閉じた。

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