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[MOM188]早稲田大FW宮本拓弥(1年)_CBからFW再転向の大器がデビュー戦ゴール!

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[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[6.10 総理大臣杯関東予選決勝 筑波大2-2(PK6-7)早稲田大 西が丘]

 注目ルーキーが公式戦デビュー戦で劇的な初ゴールだ。早稲田大のFW宮本拓弥(1年=流通経済大柏高)はこの日が大学入学後初のベンチ入り。いきなり1-1の後半43分に投入されると、勝ち越された後の延長後半6分にDF畑尾大翔のクロスバー直撃のヘディングシュートの跳ね返りをスライディングシュートでゴールへ押し込んだ。

「1-1で出されて、もうシュートしかない。何でもいいからとにかく点を取ろうと思っていた」。延長前半開始直後に思い切った左足ミドルを放ち、ワンツーから左サイドを破るなど積極性が光ったFWは「スライディングでなかったらフカしていた」というゴールでチームの危機を救った。そしてPK戦では2人目で登場し、ゴール左へ決める殊勲。期待に十分応えるデビュー戦だった。

 FWとしての自分に賭けている。名門・流通経済大柏高では1年から出場機会を得て2年時には高校選手権で2得点を挙げて4強進出に貢献。U-18日本代表では1トップとして起用されてきた。大器として注目を集めてきたが、前線で持ち味やアグレッシブさを出すことができなかった宮本はDFとしての高い特性を兼ね備えていたことから昨夏から本格的にDFへ転向。早稲田大にもDFとして加入した。

 それでも早大の練習に初めて参加した日にFWとしてプレーすると、前線でのプレーが評価されて再びFWを主戦場にすることとなった。悩んできた本人の心もすでに「絶対にFWで」と固まっている。「対人では絶対に負けないと掲げてきた。自分の力を出せているけれど、まだできると思っている。結果を残し続けてメンバーに入っていかなければいけない」。強靭な肉体と足元の技術の高さによって前線でボールをおさめ、ドリブルで局面を破り、決定的なパスも出す。加えて遠目の距離からでも左右両足ともに強烈なシュートを放つことのできる抜群のセンス。逸材は「本職の」FWとして遠ざかっている年代別代表、そしてプロ入りに再挑戦する。

[写真]延長後半6分、早稲田大FW宮本が大学初ゴールとなる同点弾
(取材・文 吉田太郎)

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