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日本女子代表vsアメリカ女子代表 試合直後の監督・選手コメント

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[6.18 スウェーデン招待 日本女子代表1-4アメリカ女子代表]

 スウェーデン遠征中の日本女子代表(なでしこジャパン)は18日、アメリカ女子代表と対戦した。日本、アメリカ、スウェーデンの3チームが参加するスウェーデン招待。めまい症で戦線を離脱していたMF澤穂希が2月29日のアルガルベ杯・ノルウェー戦(2-1)以来となる代表復帰を果たしたなでしこジャパンだが、前半3分、10分と連続失点。前半26分にFW永里優季のゴールで1点を返したが、後半16分にミスから3失点目を許すと、後半ロスタイムにも失点し、1-4で敗れた。アメリカは16日のスウェーデン戦(3-1)に続いて2連勝を飾り、優勝が決定。なでしこジャパンは20日にスウェーデン女子代表と対戦する。

以下、試合直後の監督、選手コメント

佐々木則夫監督
「今の現状のプレーコンディションに尽きると思います。以前もアメリカにしてやられて、ここから這い上がった部分もありますから。そういう意味では自分たちのウィークを全て見させてもらえましたし、時間はまだありますから。これをしっかりと足元を踏まえてやっていきたいと思う」

―アメリカとの試合を経て、またなでしこジャパンは成長できる?
「もちろん成長していかないと、皆さんの期待に応えることはできないので。本当にきょうは皆さんに失礼な試合で申し訳ございませんでした。これをきっかけにやっていきたいと思う」

●MF澤穂希(I神戸)
「久しぶりの代表戦だったがアメリカ相手に圧倒される場面があって、すごく緊張して、なかなか自分のプレーもできなかったですし、チーム全体としても日本らしいサッカーができずに不甲斐ない試合になってしまった」

―佐々木監督からアメリカにはいつも成長させてもらっていると言葉があったが?
「きょうの試合をしっかり受け止めて、次のロンドンへ向けてしっかりと修正したい」

―改めて今後へ向けて。
「次の1か月半までしっかりともっともっとコンディションを上げて、チーム全体としても自分としても成長できるようにしたいと思う」

●FW永里優季(ポツダム)
「立ち上がり自分たちのミスから焦ってしまって、そこから立ち上がりに失点してしまったことが、自分たちのリズムでゲームをできなかったことが大敗の原因かと思う」

―仙台で対戦したときとアメリカは違った?
「前からプレッシャーをかけられるとどうしても自分たちが焦ってしまって、ああいう風なミスが出てしまって、自信もなくなってしまって自分たちでいいリズムをつくれなくなる。そういう意味ではああいう形で来られると自分たちにとっては脅威だったんじゃないか」

―得点シーンは練習通り?
「ああいう形にもあや(宮間)と狙っているので、練習通りではありました」

●MF宮間あや(岡山湯郷)
「まずはここ最近の試合だと2失点してしまった時間帯をしっかり抑えられていたので。そこで失点してリズムを失ってしまったことは影響していると思いますけど、もっともっとできるとは思うので。きょうは五輪前に悪いところが出て、前向きに捉えるように努力したい」

―体が重いように見えたが時差の関係は?
「ただ言い訳を探すのは嫌なので。こういう状況のなかでもアメリカの選手も中1日でしたし、同じような状況だったと思うので。きょうは自分たちの良さが出なかったと思う」

―次戦でチャレンジしたいことは?
「ここまで来て2試合負けて帰るわけにはいかないので、しっかり準備して次は勝ちたい」


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