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香川「覚悟を持って、次のチームへ」

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 マンチェスター・ユナイテッドへの移籍発表が秒読み段階に入っている日本代表MF香川真司。20日には、自身も中高時代を過ごしたFCみやぎバルセロナを訪れ、来季に向けての決意を語ったと21日のスポーツ紙各紙が報じている。

 約160人の後輩たちを前に、香川は「来季からチームや環境が変わる中で、もう一度初心に帰りたかったので、この日を楽しみにしていた。覚悟を持って、次のチームに行きたい」と語ったとサンケイスポーツは報じている。

 W杯最終予選のオーストラリア戦(1-1)を終えた香川は、「数チームから話が合った中で、正式に話を最初にくれたのがマンチェスター・ユナイテッドだった。いろいろなチームと話し合いをしていく中で、その中で自分が一番行きたいところはどこかを考えたら、マンチェスター(・ユナイテッド)だった。そういうチームでプレーできるチャンスが来て、いろいろな悩みもありました。選手層やサッカー観だったり、いろいろなことを考えましたが、最終的に自分の心に問いかけたら挑戦したかった」と語っていた。

 この日の午前中に訪問した宮城・白石市の福岡小では「一緒にやりたいのはルーニー」と、EURO2012のウクライナ戦(1-0)で決勝点を挙げたイングランド代表のエースとのプレーを心待ちにしていることを明かした。

 ユナイテッドのアレックス・ファーガソン監督とは、5月14日の会談後も電話などで連絡を取り合っているという。またユナイテッドのチーム関係者によると、指揮官は香川をルーニーの背後のトップ下や、3トップの一角としての起用を検討しているという。香川も世界有数のビッグクラブでのプレーを心待ちにしており、「今までの人生で最大の挑戦。想像以上のプレッシャーや戦いが待っていると思う。そこで結果を残すため、努力したい」と語っている。

 また、スポーツニッポンによると「できるだけ早く合流したい」と話した香川は、7月上旬から始動するチームに加わり、練習や遠征のすべてに参加する意向だという。

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