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[EURO]2004年の奇跡を再び…ギリシャ監督「04年のチームは我々を奮い立たす」

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 EURO2012(欧州選手権)はいよいよ決勝トーナメントに突入した。22日には準々決勝のドイツ対ギリシャ戦が行われる。『uefa.com』によるとギリシャ代表のフェルナンド・サントス監督は、「伝統と実績ではドイツに及ばないし、相手は常に優勝候補に挙げられている。それは紛れもない事実だ。しかし、我々は休暇を楽しむためにここへ来ているのではない」とキッパリ。「大会前にノーマークだった2004年のチームは、現在の我々を奮い立たせてくれるインスピレーションの源になっている」と大番狂わせを誓った。

 ポルトガルで開催された2004年大会。ギリシャは決勝で開催国ポルトガルを破り、初の欧州王者に輝いた。"欧州サッカー史上最大の番狂わせ"と呼ばれたほどの偉業達成から8年。大逆転でグループリーグを突破。04年大会と同じくA組2位での決勝トーナメント進出を決めた。

「ミスをなくし、試合を通じて集中力を保たなければならない。試合後にピッチで喜びを味わいたければ、それしか方法はない」

 誰が見てもドイツが格上なのは事実。ただ、ギリシャは勝つしかない状況のグループリーグ最終戦で、ロシアを1-0で下した勝負強さを持ち合わせているのも事実。国内情勢に揺れるギリシャ国民に勇気を与える白星をプレゼント出来るか。キックオフは日本時間23日、午前3時45分だ。


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