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元日本代表MF藤田俊哉が現役引退「幸せな選手生活でした」

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 元日本代表MF藤田俊哉が27日、自身の公式サイトで現役引退を表明した。『現役引退と新しい挑戦への決断!』と題されたブログで藤田は「海外も含めて魅力的なオファーもあり、凄く悩みましたが、現役中から自分自身で思い描いていた将来のプランに対し、新たな挑戦を選択する気持ちが強く今回に至りました」と決断理由を綴っている。

 磐田の黄金期を支えたメンバーがまた1人ピッチを去ることになった。藤田は筑波大を経て、95年に磐田に入団。"N-BOXシステム"の一員として華麗なパスサッカーを展開し、磐田では年間優勝3回を達成した。自身も2001年にJリーグMVPを獲得した。03年にはオランダのユトレヒトに半年間の期限付き移籍。05年シーズン中には名古屋に移籍した。09年には熊本に移籍。11年には千葉に移籍したが、同年限りで退団していた。J1リーグでは通算419試合出場100得点を記録。MF登録では唯一の100得点を達成している。また日本代表としても国際Aマッチ24試合出場3得点という成績を残している。現役続行を目指してトレーニングを続けていたが、今回の決断に至った。

 さらにブログで藤田は「また、この場を借りてオファーしていただいた全てのクラブに感謝し、そして現役生活中から僕を応援し、そして支えてくれた全ての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。本当に素晴らしく、幸せな選手生活でした。皆様、本当にありがとうございました」。「この場では伝えきれない皆様への感謝の気持ち、今回の決断への経緯、そして新たな挑戦について、改めて機会を設け、近いうちに皆様にお伝えしたいと思います」と感謝の言葉を綴っている。

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