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京都は中村弾で先制も、岡山に追いつかれ6戦未勝利

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[7.1 J2第22節 京都1-1岡山 西京極]

 3連敗中の7位京都サンガF.C.はホームで8位ファジアーノ岡山と対戦し、1-1で引き分けた。後半29分にMF中村充孝のゴールで先制するも、同35分にFW川又堅碁に決められ、勝ち点1を分け合った。6戦未勝利(3分3敗)と苦しい状況を脱せずにいる。

 立ち上がりから試合の主導権を握った京都だったが、得点は生まれない。前半15分には左CKからファーサイドのFW駒井善成がヘディングシュートを狙うが枠を外れた。同27分には中央からのカウンター。FW久保裕也が抜け出すもGKに阻まれた。前半終了間際の44分にも京都が決定機。左サイドから仕掛けた駒井がボールキープし、後方へパス。中村が放ったシュートはクロスバー上へ外れていった。相次ぐ決定機を決めきれず。0-0で前半を折り返す。

 後半に入っても流れは変わらない。後半14分には中村がゴールライン際でキープするとクロスを入れる。ファーサイドの駒井が頭で合わせるも、クロスバー上へ外れていった。この勢いのままゴールを奪いたい京都は後半17分、久保に代わってFW原一樹を投入する。

 すると後半29分、京都が待望の先制点を奪った。中央のMFチョン・ウヨンが左サイドへ展開。DF福村貴幸が中央へ折り返すと、中村が原とのワンツーでPA左へ切れ込んでシュートを決めた。鮮やかなパスワークからの一撃。京都がついに均衡を破った。

 そのまま逃げ切りたい京都だったが岡山が意地をみせる。失点後の後半35分、左サイドから攻め込むと粘り強い姿勢がゴールを生んだ。MF田所諒の左クロスはDF染谷悠太にクリアされるが、こぼれを拾った岡山MFがPA左からシュート。GK水谷雄一が弾いたものの、拾ったPA右の川又がワントラップからシュートを決めた。岡山が意地のゴール。1-1で試合は終了し、中位対決は勝ち点1を分け合った。

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