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ダヴィの今季17点目が決勝点、甲府が3戦ぶり白星

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[7.8 J2第23節 町田0-1甲府 町田]

 6位ヴァンフォーレ甲府は敵地で22位FC町田ゼルビアと対戦し、FWダヴィの今季17点目で1-0で勝利した。ここ2戦連続ドローだったため、3戦ぶりの白星獲得。勝ち点を41に伸ばした。一方の町田は12戦未勝利(3分9敗)と苦境を脱せずにいる。

 試合後、決勝点を決めたJ2得点ランキング単独トップのダヴィは「ここまで17点を決めているが、チームに貢献するためには点を取ることが一番大事」と満面の笑顔。「これからもこれを続けていきたい」と力強く意気込んだ。

 試合は序盤から甲府がチャンスをつくった。開始10分、中央からドリブルで持ち込んだダヴィが果敢に突破。PA左でラストパスを受けたMF井澤惇のシュートはDFに阻まれた。同13分には、左サイドからダヴィがドリブルで仕掛け、自らシュート。これは枠を外れた。

 すると前半16分に立ち上がりの勢いそのまま、甲府が先制に成功した。MF山本英臣のパスを受けた井澤が左サイドへスルーパス。抜け出したダヴィがドリブルでPA左へ持ち込むと、豪快に左足を一閃。今季17点目を叩き込んだ。このゴールを守りきり、甲府が勝利を手に入れた。

 城福浩監督は「我々は絶対に勝たないといけない状況だった。勝てて良かった。きょうはマストな結果を得られたと思う」と勝利に安どの表情。勝ち点を41に伸ばすと、上位争いに食い込んだ。

 一方、敗れた町田はこれで12戦未勝利。依然として最下位に沈んでいる。この日の失点後もFW平本一樹らが果敢に仕掛けたがゴールは遠く。終了間際には右サイドスローインからつないで決定機を演出。途中出場のMF戸田和幸の右クロスにMF太田康介が合わせてヘディングシュートを放ったがポスト左を叩いた。運にも見放され、4戦連続無得点のまま試合を終えた。

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