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ラウール「僕はマドリーを追い出されたわけではないよ」

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 カタールのアルサッドへ移籍した元スペイン代表FWラウール・ゴンザレスは、自身の決断でR・マドリーを離れたことを明かした。

「僕は人生で最高と言える時間をそこで過ごしたし、数多くのタイトルを獲得することができる素晴らしい時代を戦った一員になれたことを誇りに思っている」とアルサッドの公式HPでコメントしている。

「僕がマドリーを離れたのは、自分で下した決断だった。1年間、契約は残っていたけれど、プロとして新しい経験を積む時だと判断して、シャルケに加入したんだ。クラブとは何の問題もないし、今も良い関係が続いているよ」

 ドイツでもラウールは印象に残るプレーを見せ、結果を残した。そのため、FWダビド・ビジャの代役としてEURO2012を戦うのではないかという話もスペイン国内では持ち上がっていた。しかし、かつての恩師であるビセンテ・デル・ボスケ監督は、彼を招集しなかった。

「あのチームの一員になれていたら素晴らしかっただろうね。でも、それが人生だ。僕は家族と過ごす時間を得ることができたし、チームが収めた結果をとても嬉しく思っているよ。スペインは世界最高だと考えられているけど、実際に彼らは大会を制したからね」

 また、ラウールは彼のキャリアにおいて、ホルヘ・バルダーノ、ファビオ・カペッロ、デル・ボスケが重要な監督であったと言い、キャリア最高のゴールについては、98年のトヨタ杯のバスコ・ダ・ガマ戦(2-1)で挙げた決勝ゴールを挙げている。

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