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勝ち点で並ぶ上位対決はスコアレスドロー、湘南と山形は痛み分け

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[7.22 J2第25節 湘南0-0山形 BMWス]

 白熱の上位対決はスコアレスドロー。3位湘南ベルマーレはホームで4位モンテディオ山形と対戦した。勝ち点45で並ぶチーム同士の一戦。両チームを合わせ25本のシュートを放ったものの、0-0で試合は終了。互いに連勝はならず、勝ち点1を分け合った。

 試合後、湘南のチョウ・キジェ監督は「お互いにハードな試合になった」とコメント。「あれだけのチャンスを決められなかったのが全て。それでも守備陣がゼロに抑えてくれたことは次につながる」と手応えも話した。

 前半19分、湘南がこの日一番のチャンスを迎える。右サイドから仕掛けたMF古林将太がクロスを入れる。ファーサイドへ飛び込んだFW高山薫のヘディングシュートはクロスバーを叩いた。その後もスルーパスから右サイドへ抜け出したFW菊池大介がクロスを上げる。高山が詰めたがDF小林亮にブロックされ、シュートを打つことはできなかった。

 対する山形は前半22分には中盤から飛び出してきたMF永田亮太がチャンスメイク。PA左からドリブルで切れ込むがシュートはGK正面だった。同33分には得意のセットプレーから決定機。ゴール正面からMF宮阪政樹の放った直接FKはGK阿部伸行に止められた。0-0で前半を折り返した。

 後半に入り、さらに攻勢を増す両チーム。それでも得点は生まれない。後半2分にはFW岩上祐三が強烈なミドルシュートを打つも、枠を外れる。同7分には縦への速い攻撃から山形が決定機。ドリブルで右サイドへ攻め込んだFW中島裕希が中央へ折り返す。FW山崎雅人が走り込むがわずかに合わない。

 湘南はDF遠藤航が前線へ正確なロングフィード。右サイドへ抜け出た古林のクロスから最後は菊池がシュートも得点にはつながらなかった。終盤にはカウンター合戦。互いに必死にゴールを目指すも守備陣の奮闘もあり、スコアは動かず。0-0で試合は終了。勝ち点1を分け合った。

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