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[Y☆voice193]四日市中央工FW浅野拓磨「FWとして1試合1点獲ることは最低限」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第193回目は四日市中央工高(三重)のFW浅野拓磨選手(3年)です。

 1月の全国高校選手権で得点王に輝いたU-18日本代表のストライカー。今回の全国高校総体では大会を代表するFWとして注目を集めたが、ケガのため欠場し、チームも無念の初戦敗退を喫した。Jクラブも注目するFWは選手権で巻き返すこととなるが、その意気込みとは?(取材日:7月29日)

―現在のケガ(鎖骨骨折)の状態は?
「今は痛みはそんなにない。これから走れると思います」

―練習はずっとしていなかった?
「ウォーキングだけでした。(怪我したのは7月初旬?)そうですね。練習でコケました」

―(全国総体で初戦敗退した)きょう、みんなのプレーを見ていてどう感じた?
「なかなか自分達のやりたいことが上手くできなかったと思いますけれど、後半は自分達の特長である攻撃でどんどんいけていた。でも、ゴールまでが遠かったかなと思います」

―自分が入っていればと思ったのでは?
「思いましたけれど、出れないんで。アイツらに頑張ってほしいという気持ちはありました」

―みんなには「頑張れ」とか声をかけていた?
「特にかけてはいないですけれど、それくらいは合間合間に。ウォーターブレイクの時に一人ひとり声をかけたりしていました」

―選手権で借りを返すしかない
「このケガをまず万全にするのが今ボクの仕事。まずは仕事をしっかりして、このケガを一日でも早く治して、一日でも早く試合に出れるように頑張っていく。最後、冬の選手権で自分達のプレーを100パーセントできたら優勝も夢じゃないと思う。頑張っていきたい」

―自分自身としては全国でどのような部分を試したい?
「FWとしてやっぱり1試合絶対1点は獲ることは最低限としてプレーして、チームのために点をどんどん取って優勝へ導きたいという思いが強いです」

―進路は
「まだ決まっていないです。希望はプロに行くことですけれど、まずは治すこと」

(取材・文 吉田太郎)

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連載:「Youth star voice」

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