ヨーロッパリーグ(EL)の予選3回戦第2戦は9日、欧州各地で29試合を行った。DF長友佑都の所属するインテル(イタリア)はホームでハイデュク・スプリト(クロアチア)と対戦し、0-2で敗れたが、第1戦で3-0と勝利していたため、辛うじて勝ち抜けを決めた。ロンドン五輪代表のDF酒井宏樹が所属するハノーファー96(ドイツ)は、第1戦に続き勝利を収めて、プレーオフ進出が決定。FWハーフナー・マイク、DF安田理大の所属するフィテッセ(オランダ)はFWサミュエル・エトーに2点を許し、0-2で敗戦。同大会からの敗退が決まった。

　リバプール(イングランド)はゴメリ(ベラルーシ)に3-0と大勝。昨季、準優勝のビルバオ(スペイン)は敵地でスラベン・コプリブニツァ(クロアチア)に1-2で敗れたが、第1戦で3-1で勝利していたため、勝ち抜けを決めた。

　プレーオフの組み合わせは10日に決まる。プレーオフにはMF本田圭佑の所属するCSKAモスクワ(ロシア)、FW岡崎慎司、DF酒井高徳の所属するシュツットガルト(ドイツ)など19チームも参加。さらに欧州CL予選3回戦で敗れた14チームも加わり、計62チームがホーム&アウェーで対戦し、勝者31チームが本戦への出場権を獲得する。

　ELグループリーグにはプレーオフから勝ち上がった31チームに、MF細貝萌の所属するレバークーゼン(ドイツ)やトッテナム(イングランド)、アトレティコ・マドリー(スペイン)などストレートインの7チームと、欧州CLプレーオフで敗退した10チームを加えた計48チームが出場。4チームずつ12組に分かれてグループリーグを行う。

以下、EL予選3回戦第2戦結果

オモニア 0-0(2戦合計0-0) ツルベナ・ズベズダ(PK戦5-6でツルベナ・ズベズダが勝利)
ディナモ・モスクワ 5-0(2戦合計7-2) ダンディー・U
エルフスボリ 2-3(2戦合計3-4) ホーセンス
アクトベ 1-2(2戦合計2-4) ヘンク
スラベン・コプリブニツァ 2-1(2戦合計3-4) ビルバオ
レギア・ワルシャワ 3-1(2戦合計4-3) リート
ローゼンボリ 0-0(2戦合計1-1) セルベッテ(ローゼンボリがアウェーゴール差で勝利)
メタルルフ・ドネツク 0-1(2戦合計1-2) トロムセ
ムラダー・ボレスラフ 0-2(2戦合計0-4) トゥエンテ
オーレスン 0-1(2戦合計1-3) アポエル
アノルトシス 0-3(途中中止) ディラ・ゴリ
ヤング・ボーイズ 3-0(2戦合計3-1) カルマル
スパルタク・トルナバ 0-3(2戦合計1-3) ステアウア・ブカレスト
ヘント 0-3(2戦合計0-4) ヒデオトン
レフ・ポズナニ 1-0(2戦合計1-3) AIKソルナ
NDムラ 0-2(2戦合計3-2) アルセナル・キエフ
ゼタ 1-0(2戦合計2-2) サラエボ(ゼタがアウェーゴール差で勝利)
スパルタ・プラハ 2-2(2戦合計4-2) アドミラ
フィテッセ 0-2(2戦合計0-4) アンジ・マハチカラ
ビクトリア・プルゼニ 5-0(2戦合計7-0) ルフ・ホジュフ
PAOK 4-1(2戦合計6-1) ブネイ・エフダ
ラピド・ブカレスト 1-0(2戦合計4-1) ヘーレンフェーン
ハノーファー96 2-0(2戦合計5-0) セント・パトリックス
ブルサスポル 6-0(2戦合計6-1) KuPSクオピオ
マルセイユ 3-0(2戦合計4-1) エスキシェヒルスポル
インテル 0-2(2戦合計3-2) ハイデュク・スプリト
マリティモ 0-0(2戦合計1-1) アステラス・トリポリス(マリティモがアウェーゴール差で勝利)
ラピド・ウィーン 2-0(2戦合計3-2) ボイボディナ
リバプール 3-0(2戦合計4-0) ゴメリ

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