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中央大J加入内定選手会見に安、今井、六平らが出席

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 中央大のJ加入内定選手合同記者会見が21日、東京都内の中央大多摩キャンパスで行われ、中央大の岸真清部長、白須真介監督ならびに佐藤健GM、FW安柄俊(4年=東京朝鮮高)、DF今井智基(4年=大宮ユース)、MF六平光成(4年=前橋育英高)が出席した。安は川崎フロンターレ、今井は大宮アルディージャ、六平は清水エスパルスへの入団が内定している。

 会見では3選手が意気込みを語り、大学2年生時から練習参加を重ねていた川崎Fへ入団が内定した安は「中央大の名に恥じぬように頑張っていきたい。1年目から遠慮せずにやっていけるように」と力を込めた。また大宮ユースから中央大での4年間を経ての“古巣復帰”となった今井は「3年間お世話になったので、その恩返しがしたい。即戦力として試合に出られるように」とコメント。

 2010年にはU-19日本代表の主将としてAFC U-19選手権に出場し、昨年のユニバーシアードでは全日本大学選抜の一員として金メダルを獲得。大学ナンバーワンMFの呼び声も高い六平は「中央大の4年間を忘れずに、多くの試合に出られるように頑張りたい」と1年目へかける思いを語ると、J入りまでの課題について「もっと得点を取れるように。スピードや判断力をあげていかないといけないと思っている」と表情を引き締めた。

 現在の中央大は関東大学リーグの前期戦を7勝3分1敗で折り返し、専修大に続く2位につけている。安が「まずは大学最後の年、関東のリーグ戦で優勝して、インカレのタイトルも取ることが最高の結果だと思ってる」と話したように、J内定の3選手がチームを引っ張り、大学最後の年にタイトルを獲得する。そして、J1年目のシーズンへ弾みをつけるつもりだ。
 
プロフィールは以下のとおり

●安柄俊
(あん びょんじゅん)
■ポジション
FW
■生年月日
1990/5/22
■身長/体重
183cm/68kg
■経歴
横川武蔵野ジュニア―横川武蔵野ジュニアユース―東京朝鮮高

●今井智基
(いまい ともき)
■ポジション
DF
■生年月日
1990/11/29
■身長/体重
178cm/77kg
■経歴
市川KIFC―市川カネヅカサッカークラブ―大宮ユース

●六平光成
(むさか みつなり)
■ポジション
MF
■生年月日
1991/1/16
■身長/体重
174cm/62kg
■経歴
クリストロアサッカークラブ―F東京U-15深川―前橋育英高

(取材・文 片岡涼)

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