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G大阪が今季最多7発で最下位・札幌を圧倒!!2戦12得点の連勝でJ2降格圏脱出

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[8.25 J1第23節 G大阪7-2札幌 万博]

 ガンバ大阪が今季2度目の連勝でJ2降格圏脱出!! 16位G大阪はホームで最下位コンサドーレ札幌と対戦し、7-2で圧勝した。FWレアンドロがハットトリックの活躍をみせると、日本代表DF今野泰幸の2戦連発、FW佐藤晃大の3戦連発となるゴール。古巣復帰のMF家長昭博も復帰後初ゴールを奪った。今季最多7発勝利で5戦負けなし(3勝2分)とすると、8月の4試合を無敗で終えた。ついに16位から15位へ浮上。J2降格圏を脱出した。前節の名古屋戦(5-0)に続いての大量得点。ここに来て、調子を取り戻してきた。一方の札幌は前節・神戸戦(2-4)に続いての連敗を喫した。

 前半16分に試合は動く。MF倉田秋の左クロスから佐藤がヘディングシュートを叩き込む。佐藤の3戦連続弾でG大阪が先制に成功した。しかし直後の同18分に札幌がセットプレーから試合を振り出しに戻す。左CKから最後はDF日高拓磨が決めた。

 それでも前半26分、FWレアンドロのゴールを口火にG大阪の攻撃陣が魅せた。DF岩下敬輔の右サイドスローインを受けたMF二川孝広がゴールライン際から右クロス。正面のレアンドロが圧巻の右足ボレーを突き刺し、2-1と勝ち越しに成功。さらに前半終了間際の45分には相手のミスを突いて追加点。自陣内からのロングボールをDF奈良竜樹がヘディングでバックパス。すかさず拾ったレアンドロがダイレクトで蹴り込むと、これがゴールネットを揺らした。3-1と2点差に突き放し、前半を折り返した。

 後半に入ってもG大阪の勢いは止まらない。後半12分にはレアンドロがハットトリックを達成する。DF藤春廣輝の左クロスにニアサイドの佐藤がつぶれると、最後はゴール前へ詰めていたレアンドロが左足で流し込んだ。4-1と試合を決定づけた。その後もG大阪は果敢に攻める。後半23分には、MF遠藤保仁の左CKはニアサイドのDFにクリアされるも、こぼれをファーサイドの今野が頭で押し込む。前節の名古屋戦で移籍後初ゴールを決めた今野の2戦連発弾で5-1に持ち込んだ。大量リードのG大阪は同24分に二川に代わって、家長を投入する。

 直後の後半26分には右クロスからのゴール前混戦。最後は途中出場のFW上原慎也に押し込まれ、5-2にされる。それでも札幌を圧倒するG大阪の勢いは消えず。後半38分には相手のミスから6点目。GK杉山哲からつないだDF岩沼俊介が相手のプレッシャーを受けてバックパス。これに杉山は反応できずにオウンゴール。再び4点差になった。

 終了間際もロスタイム3分には、途中出場の家長が復帰後初ゴール。右サイドからドリブルで駆け上がった倉田がスルーパス。PA右へ抜け出た家長が右足でゴール左へ流し込んだ。スペイン、韓国を渡り歩いての古巣復帰となった家長が、待望のゴールを決めた。7-2で試合は終了。G大阪が大量得点での勝利を飾った。

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