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存続危機乗り越えFC刈谷が3年ぶり全国へ:愛知

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 第17回愛知県サッカー選手権大会(兼 第92回天皇杯全日本サッカー選手権大会愛知県代表決定戦)は25日に決勝を行い、FC刈谷が1-1からのPK戦の末、4-3でマルヤス工業に勝利。3年ぶり14回目の天皇杯出場を決めた。
 
 中日新聞によると、09年のJFLかあらの降格後、スポンサー収入の減少や、主力選手の相次ぐ退団などで一時はクラブ存続の危機も経験したというFC刈谷。後半16分、MF北野純也の右クロスをDF東間勇気が頭で合わせて先制したが、後半26分にマルヤス工業・日下大資に同点PKを許してしまう。
 
 それでもFC刈谷はPK戦を制し、全国へ。現在東海社会人サッカーリーグ1部で戦っているFC刈谷の加藤知弘監督は「サッカーをこのまま続けていけるのかと不安な時期もあった。苦しい時を乗り越えて、天皇杯に出場できる。プロを夢見て頑張っている若手もいる。JFLやJリーグのチームとガチンコで戦える舞台に立てるのが楽しみです」と意気込んだ。

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