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ファーガソンがルーニー起用法を説明「ベンチスタートは難しい決断だった」

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 マンチェスター・ユナイテッドのアレックス・ファーガソン監督がホーム開幕戦となったフルハム戦でベンチスタートとなったFWウェイン・ルーニーの起用法について言及した。公式サイトによると、ファーガソン監督は会見で「他の選手と比べて、ウェインのコンディションは良くなかった。彼自身も、あと数試合は必要と言っていたくらいだ」とコメントし、コンディションが万全でなかったことを強調している。

 またFWロビン・ファン・ペルシーやMF香川真司ら新戦力の充実も要因となったようだ。

「私としては、ファン・ペルシーをホーム開幕戦で起用したかった。彼も100%の状態ではなかったけどね。2点目を奪われたからフル出場させたが、本来は残り20分前後で交代させようと思っていた」

「ウェインとロビンの2人を先発起用するわけにはいかなかった。ウェインはコンディションが万全ではなかったし、私としてはロビンを起用したかった。そしてなにより、シンジら他のMFの体調が良かったからね」

 ただ愛弟子のベンチスタートという決断は最後まで頭を悩ませたようだ。

「(ルーニーのベンチスタートは)簡単な決断ではなかった。有能で、得点能力の高い選手をベンチに置いておくのは難しい決断。得点感覚は出場するたびに良くなっている。難しい決断だったが、そう決めて実行したまでだ」

 不幸にもルーニーは途中出場したこの試合で右ふとももを裂傷。全治1~2か月という大ケガを負ってしまった。タイトル奪回を目指す今季のマンU。新戦力が充実しているとはいえ、エースの復調は欠かせない。

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