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[Y☆voice207]新潟ユースMF井上丈「攻撃でも守備でも怖い存在に」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第207回目はアルビレックス新潟ユース(新潟)の11年U-17日本代表MF井上丈選手(3年)です。

 高校1年時にU-18Jリーグ選抜に選出されている実力派のアタッカー。今季はボランチにも挑戦し、攻守両面でプレーの幅を広げている井上選手の高校最終年の目標とは?(7月取材)

―今年はボランチでのプレー
「昨シーズンまではサイドとかをやっていたんですけど、今年からボランチに転向しました。新体制になって監督も総入れ替えしたので、そこからボランチとしてやってきました」

―前にいたら怖さもある。ただボランチでも上手さを発揮していた
「攻撃が持ち味だと思うので、ボランチでも攻撃でも守備でも怖い存在になれたらいいかなと思います」

―6月に発売差されたアディダス社製スパイク「プレデター リーサル ゾーン」を履いてみた感想は
「小学校の時からアディダスをずっと履いているんですけど、これは履いた時に『来た』と思いました。今までに全然ないフィット感だったので、それだけでもやりやすいですし、痛いところもない。自分に合っているスパイクなのかなと思いました」

―スパイクが合っているのか、何度も絶妙なところにボールを落としていた
「パスゾーンはファーストタッチもいいところにボールを置くことができるし、パスに強弱をつけることもできる。そこであまり負担がかからないので他のプレーにスムーズに行くことができる。あまり意識しないで正確にできるのでいいと思います」

―今年は自分にとってどのような年だと思う?
「勝負の年。トップに上がれるか上がれないかもそうですし、(各大会で)結果を出すことも重要。チームを引っ張っていきたい」

―トップチームに上がるためには
「身長が小さいというのはあるんですけど、サッカーの世界では関係ないと思っている。小さいからには人より多く動いたり、俊敏性だったりを自分では意識している。技術の正確さも追求してやっている。それをもっと上げていければ高いレベルでもやっていけると思います」

(取材・文 吉田太郎)

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連載:「Youth star voice」

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