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清武がブンデス初ゴール!!1G2Aの活躍でニュルンベルクが無敗をキープ

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 清武がブンデス初ゴール!! ブンデスリーガの第3節2日目が15日に各地で行われた。日本代表MF清武弘嗣の所属するニュルンベルクは敵地でボルシアMGと対戦し、3-2で勝利した。開幕戦から3戦連続で先発出場した清武は、自身ブンデス初ゴールを含む、全得点に絡む1得点2アシストの活躍でチームの勝利に貢献した。ニュルンベルクは開幕戦から2勝1分と無敗を維持している。

 トップ下で3戦連続の先発出場となった清武が先制点を演出した。前半17分、PA手前左から清武のFK、相手GKとDFラインの間に右足で蹴り込んだボール。ゴール正面のDFティム・クローゼが頭で逸らし、これがゴールネットを揺らした。前節・ドルトムント戦(1-1)でもCKからアシストしていた清武が2戦連続のアシストを決めた。

 さらに前半26分には、この日2度目のアシスト。清武の右CKからゴール前のMFティミー・シモンスがヘディングシュート。2-0と差を広げた。その後も清武はスルーパスでチャンスをつくるなど、存在感をみせつけた。

 しかし前半終了間際の45分にFWルーク・デ・ヨングに移籍後初ゴールを許し、2-1に詰め寄られる。そのまま前半を折り返すと、後半立ち上がりすぐに失点。後半8分、右サイドを押し込まれると、最後は正面からMFグラニト・シャカに決められた。試合は2-2の振り出しに戻された。

 それでも、ここで奮闘をみせたのが清武だった。失点から2分後の後半10分、右サイドのMFハノ・バリチュの横パスをゴール正面で受けた清武がドリブル突破。相手DFのスライディングを受け、一時は体勢を崩すも立て直すと素早く仕掛ける。相手2選手が詰めてくるも、冷静に右足のグラウンダーシュート。これがゴールネットを揺らした。加入後3戦目で待望のブンデス初ゴール。ニュルンベルクが3-2と勝ち越した。

 その後はボルシアMGの波状攻撃を受けるも必死に耐えきる。後半43分には最後の交代カードを切り、守備固めで清武を交代。代わって、MFアルモグ・コーエンが出場した。そのまま試合は終了。ニュルンベルクが清武の決勝弾で3-2の勝利を収めた。

 今夏にC大阪からニュルンベルクに加入し、欧州挑戦を果たした清武。開幕戦からトップ下で3試合連続の先発出場を果たすと、ここまで1得点3アシストと十二分な働きをみせている。開幕戦・ハンブルガーSV戦(1-0)でも決勝点を演出しているため、ここまでチームの総得点である5得点すべてに絡む活躍だ。チームも昨季王者のドルトムントに引き分け、昨季4位のボルシアMGに勝利するなど、清武の活躍とともに上昇中。この勢いを継続させたい。


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