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香川、宮市は出場せず。スコールズの通算700試合目をマンチェスター・Uが大勝で飾る

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 プレミア・リーグは15日に第4節を行い、日本代表FW香川真司の所属するマンチェスター・ユナイテッドは、FW宮市亮の所属するウィガンとホームで対戦した。腰痛のため、11日のイラク戦(1-0)の出場を回避した香川と、宮市はともにベンチでキックオフを迎えた。後半7分にMFポール・スコールズのゴールで先制したマンチェスター・Uは、その後も3点を追加し、4-0で勝利している。なお、香川、宮市はともに出場しなかった。

 前半4分、いきなりユナイテッドにチャンスが訪れる。最終ラインの背後を取ったFWウェルベックがGKアリ・アル・ハブシに倒されたと判定され、PKを獲得する。しかし、FWハビエル・エルナンデスのシュートはアル・ハブシに防がれ、得点を挙げることはできなかった。

 その後も攻勢に出るユナイテッドは、18分に右からのクロスをウェルベックが合わせたが、シュートを左に外してしまう。ウィガンもセットプレーやカウンターからチャンスはつくったが、無得点のまま前半を折り返す。

 後半7分、試合を動かしたのは、やはりユナイテッドだった。右サイドからMFナニがゴール前に入れたボールをGKアル・ハブシが弾くと、公式戦通算700試合目の出場となった鉄人スコールズが押し込み、1-0とリードした。同18分にもユナイテッドは、PKを外したエルナンデスが、アレキサンダー・ビュットナーの折り返しに合わせて、2点差にリードを広げた。この試合がデビュー戦となったビュットナーは、同21分にも左サイドからPA内に侵入し、自らシュートを決めて、3-0と勝利を決定的なものにした。

 後半27分にユナイテッドは、ケガの状態が心配されていたFWファン・ペルシーを起用する。その直後に右サイドのエルナンデスの折り返しをファン・ペルシーが合わせようとしたが、DFに押される形になり、ボールにミートできなかった。それでも後半37分には、ファン・ペルシーと同時に途中出場したFWニック・パウエルがミドルシュートを決めて4-0とウィガンを圧倒。勝ち点を9に伸ばしたユナイテッドは、暫定ながら2位に浮上している。


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