筑波大エースFW赤崎、慶應義塾大から脅威の6発!:関東1部第12節
第86回関東大学サッカーリーグ戦
関東1部リーグ
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第86回関東大学サッカーリーグ戦関東1部リーグは16日、第12節2日目の4試合を行った。筑波大は慶應義塾大に8-1で大勝。特に全日本大学選抜のエースFW赤崎秀平(3年=佐賀東高)が6得点の大暴れだ。前半28分に先制ゴールを決めた赤崎は2-0の前半ロスタイムにもMF玉城峻吾(3年=三菱養和SCユース)のアシストから2点目を加える。後半5分にも玉城のラストパスからゴールを奪いハットトリック達成。その後も圧巻のゴールショーを見せる赤崎は後半19分、34分、そして42分にもゴールを奪って今季の総得点を12へ伸ばし、得点ランキング単独首位に立った。
3位・早稲田大は4-3で神奈川大に逆転勝ちし、2位へ浮上した。前半22分に神大のFW伊東純也(2年=逗葉高)に先制ゴールを奪われた早大だったが、29分にDF山地翔(4年=浦和ユース)のゴールで同点に追いつくと、35分には相手オウンゴールで勝ち越し。その後もエースFW富山貴光(4年=矢板中央高)がPKを決めるなど競り勝ち、貴重な勝ち点3を獲得した。
10位の明治大は後半9分に退場者を出して数的不利を強いられながらも、後半36分に水戸ホーリーホック加入内定のFW山村佑樹(4年=F東京U-18)が決めた決勝PKによって4位・日本体育大に1-0で勝利した。
6位・国士舘大は流通経済大に2-1で競り勝った。国士大は後半8分、MF金子昌広(4年=正智深谷高)のアシストからMF土屋大樹(4年=日本航空高)が先制ゴール。流経大は28分にMF川崎裕大(2年=成立学園高)からのパスで抜けだしたMF藤崎裕太(3年=大津高)が同点ゴールを決めたものの、国士大は37分にMF佐藤優平主将(4年=横浜FMユース)が頭で決勝ゴールを奪った。
15日には第12節1日目の2試合が行われ、7勝3分1敗で首位の専修大は最下位の東京学芸大に2-1で勝ち、白星スタートを切った。専大は前半27分、全日本大学選抜SB北爪健吾(2年=前橋育英高)の右クロスをFW飯田裕之(4年=津工高)が頭で合わせて先制。さらに37分には全日本大学選抜FW仲川輝人(2年=川崎F U-18)からのパスを受けた全日本大学選抜MF長澤和輝(3年=八千代高)が右足シュートを決めて2-0とした。東学大は後半29分、1年生MF菅佑也(駒場高)のスルーパスから全日本大学選抜MF茶島雄介(3年=広島ユース)が追撃ゴールを決めたものの、逃げ切った専大が勝ち点3を獲得した。
勝ち点24で首位・専大と並んでいた2位・中央大は、11位の順天堂大に逆転負けを喫した。0-0で前半を折り返した試合は後半3分に中大が先制する。中大は川崎F加入内定のFW安柄俊(4年=東京朝鮮高)の右足FKのこぼれ球をFW奥山慎(4年=帝京高)がゴールへ押し込む。だが、清水加入内定のMF六平光成(4年=前橋育英高)中心に追加点を狙う中大の攻撃を封じた順大は後半34分、右サイドのMF天野純(3年=横浜FMユース)のパスからDFを振り切ったFW原田開(3年=磐田ユース、前・湘南)が右足で同点ゴール。そして後半ロスタイム、左中間から仕掛けた原田が相手CBをかわして右前方へラストパスを送ると、天野が右足で決勝ゴールを決めて2-1で逆転勝ちした。
[後期リーグ]
【1部第12節】(9月15日)
[味の素フィールド西が丘]
中央大1-2順天堂大
[中]奥山慎(48分)
[順]原田開(84分=補・天野純)、天野純(90分+3=補・原田開)
専修大2-1東京学芸大
[専]飯田裕之(27分=補・北爪健吾)、長澤和輝(37分=補・仲川輝人)
[東]茶島雄介(74分=補・菅佑也)
(9月16日)
[川口市青木町公園総合運動場]
日本体育大0-1明治大
[明]山村佑樹(81分=PK)
[ニッパツ三ツ沢球技場]
国士舘大2-1流通経済大
[国]土屋大樹(53分=補・金子昌広)、佐藤優平(82分)
[流]藤崎裕太(73分=補・川崎裕大)
早稲田大4-3神奈川大
[早]山地翔(29分)、オウンゴール(35分)、富山貴光(40分)、榎本大希(69分=補・富山貴光)
[神]伊東純也(22分)、廣川一樹(54分=補・星広太)、村岡拓哉(80分=補・長野祐太)
[日立市民運動公園]
筑波大8-1慶應義塾大
[筑]赤崎秀平6(28分、45分+1=補・玉城峻吾、50分=補・玉城峻吾、64分、79分=補・上村岬、87分=補・曽山慶太)、瀬沼優司(44分=補・谷口彰悟)、玉城峻吾(88分=補・中野嘉大)
[慶]武藤嘉紀(83分=PK)
※日程は8月発表。変更あり
[写真]中央大vs順天堂大、後半39分に順大FW原田が同点ゴール
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