UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は18日、各地でグループリーグ第1節を行い、DF内田篤人の所属するシャルケ04(ドイツ)は敵地でオリンピアコス(ギリシャ)に2-1で競り勝ち、初戦を白星で飾った。内田は体調不良の影響で週末のブンデスリーガ第3節、G・フュルト戦(2-0)に続いてベンチ入りするも出番はなかった。

　ベンチから試合を見守った内田は「慌てずに点は取れた。チャンピオンズリーグが初めてのときは手探りだったけど、ちょっと慣れている。そのちょっとの差ですかね」と分析。前半41分、内田に代わって右SBで先発したDFヘーベデスがセットプレーから先制点。後半13分に追いつかれるも、1分後にFWフンテラールのゴールで突き放した。

　オリンピアコスのほか、アーセナル(イングランド)、モンペリエ(フランス)と同組のB組で今後の対戦が楽しみなチームを聞かれ、「アーセナルですね、やっぱり。吉田さんがやられていたので。でも、あれは慣れ。最初に俺もファルファンに一発で裏を取られてやられたので」と、サウサンプトンのDF吉田麻也がプレミアリーグデビュー戦で1-6の大敗を喫したアーセナルの名前を挙げていた。

(取材　了戒美子)

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