広島が森脇の劇弾で名古屋に競り勝ち、首位キープ
[9.22 J1第26節 名古屋1-2広島 瑞穂陸]
前節の勝利で首位に返り咲いたサンフレッチェ広島は敵地で勝ち点6差の5位名古屋グランパスと対戦し、2-1で勝利した。先制し、一時は追いつかれたものの、後半終了間際のロスタイム3分にDF森脇良太が決勝点。そのまま逃げ切り、首位の座をキープした。一方、敗れた名古屋の連勝は3でストップ。首位・広島との勝ち点差は9差に開いてしまった。
立ち上がりから決定的な場面は少なく、なかなかスコアは動かない。それでも0-0で折り返すと思われた前半終了間際の40分。ようやく試合は動いた。最終ラインでのパス回しから、MF高萩洋次郎が左サイドへスルーパス。ハーフウェーラインを越えた位置で受けたMF清水航平がドリブル突破。DFダニエルを鮮やかにかわすと、詰めてくるDF田中マルクス闘莉王のスライディングを横目に左足を振り抜いた。これがゴールネットを揺らし、広島が先制。1-0で前半を折り返した。
後半開始から名古屋ベンチが動く。FW金崎夢生に代えて、DF増川隆洋を投入。4バックから3バックへ布陣を変更。ワイドの右にDF田中隼磨、左にDF阿部翔平がポジションを取り、MFダニルソンとMF田口泰士がダブルボランチを務めた。するとこの采配が功を奏する。後半5分、右サイド高い位置へ攻め上がった田中隼が右クロス。攻撃参加し、飛び込んできた闘莉王が森脇に競り勝つと頭で叩き込んだ。1-1に詰め寄った。
後半24分に広島が最初の選手交代。MF石川大徳に代わって、故障から復帰してきたMFミキッチをピッチへ送る。同29分にはミキッチが右サイドゴールライン際からクロスを入れる。ファーサイドのMF森崎浩司がヘディングシュートを狙うも、ポスト右へ外れた。
対する名古屋は後半27分に阿部に代わって、FW小川佳純。同36分にはMF藤本淳吾に代えて、FW田中輝希をピッチへ送った。前線へフレッシュな選手を送り、逆転ゴールをめざす。しかし追加点は奪えない。
すると終了間際のロスタイム3分、広島が首位キープへかける意地をみせた。ダニルソンのボールを奪ってのカウンター。後半40分に途中出場したFW石原直樹が左サイドへドリブルで抜け出す。一旦ペースダウンして、後方でボールをキープするとファーサイドへクロス。一気に走り込んできた森脇が頭で合わせた。これがポスト左の内側を叩くと、ゴールネットを揺らした。土壇場での勝ち越し弾。2-1で試合は終了し、広島が勝ち点3を手に入れた。
試合後、勝ち越し弾を決めた森脇は「パスシュートという感じ、シュートは狙っていなかったが気持ちでボールがゴールへ飛んでいってくれたんじゃないかなと思う。石原ナオくんがボールを持った瞬間に来ると信じて、何も考えずにとにかくゴール前に詰めていた。入って良かった。とにかく優勝目指して頑張ります!」と力強く一気に言い切った。
前節の勝利で首位に返り咲いたサンフレッチェ広島は敵地で勝ち点6差の5位名古屋グランパスと対戦し、2-1で勝利した。先制し、一時は追いつかれたものの、後半終了間際のロスタイム3分にDF森脇良太が決勝点。そのまま逃げ切り、首位の座をキープした。一方、敗れた名古屋の連勝は3でストップ。首位・広島との勝ち点差は9差に開いてしまった。
立ち上がりから決定的な場面は少なく、なかなかスコアは動かない。それでも0-0で折り返すと思われた前半終了間際の40分。ようやく試合は動いた。最終ラインでのパス回しから、MF高萩洋次郎が左サイドへスルーパス。ハーフウェーラインを越えた位置で受けたMF清水航平がドリブル突破。DFダニエルを鮮やかにかわすと、詰めてくるDF田中マルクス闘莉王のスライディングを横目に左足を振り抜いた。これがゴールネットを揺らし、広島が先制。1-0で前半を折り返した。
後半開始から名古屋ベンチが動く。FW金崎夢生に代えて、DF増川隆洋を投入。4バックから3バックへ布陣を変更。ワイドの右にDF田中隼磨、左にDF阿部翔平がポジションを取り、MFダニルソンとMF田口泰士がダブルボランチを務めた。するとこの采配が功を奏する。後半5分、右サイド高い位置へ攻め上がった田中隼が右クロス。攻撃参加し、飛び込んできた闘莉王が森脇に競り勝つと頭で叩き込んだ。1-1に詰め寄った。
後半24分に広島が最初の選手交代。MF石川大徳に代わって、故障から復帰してきたMFミキッチをピッチへ送る。同29分にはミキッチが右サイドゴールライン際からクロスを入れる。ファーサイドのMF森崎浩司がヘディングシュートを狙うも、ポスト右へ外れた。
対する名古屋は後半27分に阿部に代わって、FW小川佳純。同36分にはMF藤本淳吾に代えて、FW田中輝希をピッチへ送った。前線へフレッシュな選手を送り、逆転ゴールをめざす。しかし追加点は奪えない。
すると終了間際のロスタイム3分、広島が首位キープへかける意地をみせた。ダニルソンのボールを奪ってのカウンター。後半40分に途中出場したFW石原直樹が左サイドへドリブルで抜け出す。一旦ペースダウンして、後方でボールをキープするとファーサイドへクロス。一気に走り込んできた森脇が頭で合わせた。これがポスト左の内側を叩くと、ゴールネットを揺らした。土壇場での勝ち越し弾。2-1で試合は終了し、広島が勝ち点3を手に入れた。
試合後、勝ち越し弾を決めた森脇は「パスシュートという感じ、シュートは狙っていなかったが気持ちでボールがゴールへ飛んでいってくれたんじゃないかなと思う。石原ナオくんがボールを持った瞬間に来ると信じて、何も考えずにとにかくゴール前に詰めていた。入って良かった。とにかく優勝目指して頑張ります!」と力強く一気に言い切った。
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