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内田が公式戦4戦ぶり先発のシャルケは3発勝利

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 ブンデスリーガの第5節が25日に行われた。DF内田篤人が所属するシャルケ04はホームでマインツと対戦し、3-0で勝利した。前節のバイエルン戦で今季初黒星を喫していたが、2戦ぶりの白星獲得。扁桃炎の影響もあり、CLも含めて公式戦3戦連続で出場のなかった内田だが、公式戦4試合ぶりに右SBで先発フル出場した。

 シャルケはDFマティプがベンチスタート。これに伴い、前節で右SBを務めたヘーベデスがCBに回り、内田が右SBで先発を果たした。立ち上がりからシャルケがセットプレーでチャンスを演出。しかし、DFパパドプロスのシュートもゴールネットを揺らせない。内田も積極的に攻撃参加。MFファルファンとの連携から崩しにかかった。

 それでも前半19分にはピンチを迎える。右サイドから突破を許し、ファルファンとMFホルトビーの間を割られると、最後はPA内でのパス交換からシュートを打たれた。しかし右サイドゴールライン際へ走り込んできた内田がスライディングでクリアした。

 すると直後の前半21分、シャルケが先制に成功。左サイドでパスを受けたMFアフェライがドリブルで仕掛けてシュート。GKに弾かれ、DFにクリアされるも、こぼれを拾ったヘーベデスがPA内で倒されてPKを獲得する。キッカーを務めるのはファルファン。豪快に決めて、1-0とリードを奪った。そのまま前半を折り返す。

 後半に入ってもシャルケが試合の主導権を握る。内田もオーバーラップのみならず、積極的に中へ入るなど果敢なプレーをみせた。後半29分にはシャルケが選手交代。ファルファンとアフェライに代わって、MFバルネッタとMFドラクスラーを投入した。すると同36分に追加点。DFフクスが左サイドからアーリークロス。飛び込んだホルトビーがヘディングシュートを決めた。ホルトビーの今季3点目で2-0と差を広げた。

 後半39分には最後の交代枠を使い、FWフンテラールに代えて、FWプッキをピッチへ送った。終了間際の同44分にはダメ押しの3点目。中央でボールを奪ってのカウンター。ドラクスラーがドリブルで持ち込むと、DFとGKを引きつけて横パス。並走していたプッキがシュートを決めた。3-0で試合は終了。シャルケが完封勝利を収めた。


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