清水エスパルスは3日、公式チャンネル『ORANGE-TV』で、オーストラリアAリーグのウェスタン・シドニー・ワンダラーズへの移籍が決まった、小野伸二からの最後のメッセージと題した動画を更新した。地元凱旋を果たしてからの3年弱の思いを語った小野は「自分がもう一度ピッチの上で活躍したい、楽しみたいという思いが強かった」と移籍の経緯を説明し、新天地での意気込みを語っている。

以下、メッセージ全文

「3年弱でしたけども、僕の中では濃い3年弱でした。本当にたくさんの人がエスパルスの試合に駆けつけてくれて、たくさんの強い気持ちが選手たちの背中を押してくれて、すごく感謝しています。本当にありがとうございました」

「契約期間が残っている間に出るということで、いろいろありますけども、本当にエスパルスのこと大好きです」

「出場機会にも恵まれなくなったことで、最後の何か月間はすごく苦しかった部分もありました。そんな中でオーストラリアのチームから声が掛かって、すごく悩みましたけど、やはり自分がもう一度ピッチの上で活躍したい、楽しみたいという思いが強かった。こういう形になってしまって申し訳ないと思いますけども、これからもエスパルスのことを応援していますし、自分自身ももっともっと頑張って、清水エスパルスから来た小野伸二がオーストラリアで頑張っているというのを見せつけられるように、頑張ってきます。ありがとうございました」