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残留争い直接対決、4連敗中の14位・神戸は17位・新潟とスコアレスドロー

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[10.6 J1第28節 新潟0-0神戸 東北電ス]

 4連敗中の14位ヴィッセル神戸は敵地で勝ち点4差の17位アルビレックス新潟と対戦し、0-0で引き分けた。連敗を4でストップさせ、公式戦6戦ぶりの無失点で試合を終えると、勝ち点1を手に入れた。一方の新潟は3戦連続無失点に耐えたものの、無得点に終わってのドロー。大量5得点を奪った名古屋戦(5-0)に続くゴールは生まれずに依然として降格圏に沈んでいる。

 互いにJ1残留へ向けて落とせない一戦。前半は互いにシュート4本でスコアレスという結果に終わる。開始直後から果敢に攻め込む神戸だったが、ゴールを奪うことはできず。MF野沢拓也のミドルシュートは枠外。前半20分には野沢のパスに抜け出したFW小川慶治朗がPA右へ切れ込むもシュートはポスト右へ外れた。

 対する新潟はPA内へ入ることができず。決定的な場面をつくることのないまま時間は過ぎた。FWブルーノ・ロペスが積極的にミドルシュートを狙ったが、いずれもクロスバー上へ大きく外れるなど精度を欠いた。0-0のままに前半を折り返す。

 迎えた後半も静かな立ち上がり。互いにシュートを打たないまま、後半10分が過ぎていった。後半12分にはようやく新潟がチャンスを演出。MF田中亜土夢が左サイドからドリブルで持ち込み、ラストパス。これを受けたFWミシェウがPA左から右足シュートを放つもポスト右へ外れた。ようやく後半に入り、両チーム初のシュートが生まれた。

 すると後半14分には神戸が縦への速い攻撃から決定機。オーバーラップしたDF相馬崇人が左クロス。ファーサイドで受けたFW大久保嘉人が右足シュートを打つも決めきれない。その後は一進一退の攻防が続く。後半22分に新潟はMF藤田征也に代えて、FW矢野貴章を投入。同31分には村上に代わり、DF坪内秀介が出場した。

 対する神戸は同25分に大久保に代わって、FW田代有三。同40分にはMF朴康造に代えて、FW都倉賢をピッチへ送った。前線へフレッシュな選手を送り、得点を奪いにいく。しかしスコアは動かない。

 新潟は45分に最後の交代枠を使い、ブルーノに代えて、FW平井将生を投入。ミシェウのスルーパスに平井が反応する場面もあったがシュートでは終われない。押し込まれるシーンではGK東口順昭が奮闘をみせた。結局0-0のまま試合は終了。勝ち点1を分け合った。

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