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チェルシーに例外なし。ランパード、A・コールとも長期契約は結ばず

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 イングランド代表のMFフランク・ランパードとDFアシュリー・コールは、チェルシーとの契約が今シーズンで切れる。2人は複数年契約を望んでいるが、オーナーのロマン・アブラモビッチ氏の方針で30歳以上の選手とは、複数年契約を結ばないチェルシーは、2人にも例外的な扱いをするつもりはないようだ。このため、シーズンオフには、移籍金なしで2人を失う可能性が出てきている。

 ランパードとA・コールは契約が切れる半年前の2013年1月1日から、他クラブとの交渉を自由に行うことができる。The Sunによると、ランパードには中国の2つのクラブが興味を示しており、そのうちの一つは、かつてのチームメイトであるFWディディエ・ドログバが所属する上海申花だという。また、元イングランド代表のMFデビッド・ベッカムの所属するロサンゼルス・ギャラクシーも2年、もしくは3年契約を提示する見込みだ。

 昨シーズン、欧州チャンピオンズリーグを制したチームを刷新したいアブラモビッチ氏は、入札に加わることはないようだ。

 クラブ関係者は「フランクとアシュリーはチェルシーにとって、今も非常に重要な選手たちだ。でも、残るのであれば、クラブの規則に従わないといけない。昨シーズン、ディディエも同じ状況になり、オファーを受け入れるか、去るかの二者択一を迫られた。オーナーはクラブのやり方を明確に示したし、フランクとアシュリーも同じことだろう」

 アシュリー・コールは、すでに1年契約のオファーを断っており、新たな契約を結ぶ前に長期的な保証を求めるという。

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