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[CL]香川は1Aも、前半で交代。ユナイテッドはチチャリートの2ゴールで逆転勝利

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 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は23日に各地で第3節を行ない、日本代表FW香川真司の所属するマンチェスター・ユナイテッドは、ホームでブラガ(ポルトガル)と対戦し、3-2で勝利した。20日に行われたリーグ戦のストーク・シティ戦(4-2)を欠場した香川は、中盤をダイヤモンド型にした4-4-2の左MFでスタメン出場し、0-2で迎えた前半25分には1アシストを記録。しかし、前半途中に相手との接触で負傷していたこともあり、前半限りでベンチに退いている。

 試合は開始早々に動く。本来は中盤のマイケル・キャリックをCBで起用したユナイテッドは、前半2分にMFウーゴ・ビアナが左サイドから上げたクロスをMFアランにヘッドで先制点を決められる。さらに20分にも左サイドをFWエデルに突破されると、折り返しを再びアランに決められて、早い時間帯で2点を追いかける形になった。

 これでユナイテッドは目が覚めたか、前半25分に左サイドでFWロビン・ファン・ペルシーがボールをキープ。相手に潰されて、こぼれたボールを香川が回収し、ゴール前にクロスを入れる。これをFWチチャリートが決めて、1点を返した。同34分にも香川は最終ラインの裏を取り、エルナンデスに決定的なパスを通したが、副審にオフサイドと判定されて、2アシスト目は幻となった。

 後半開始と同時に、ユナイテッドは香川を下げて、MFナニを起用。チチャリートを1トップにし、2列目に右からナニ、ファン・ペルシー、ルーニーが入り、幅を使った攻撃を見せた。圧倒的に押し込むユナイテッドは、後半16分にCKの流れからDFジョニー・エバンスが同点ゴールを決めて、試合を振り出しに戻す。

 その後も攻め続けるユナイテッドは、後半30分にMFトム・クレバリーのクロスにチチャリートがヘッドで合わせて、この日2点目のゴールを決めて、3-2と逆転に成功した。このまま3-2で勝利したユナイテッドは、前半戦を3連勝で終え、グループHの首位を走っている。


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