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アーセナルがQPRに辛勝で、リーグ戦2試合ぶり勝利

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 プレミア・リーグは27日、第9節を行ない、アーセナルはホームでQPRと対戦した。何度もチャンスをつくったアーセナルだが、QPRのGKジュリオ・セーザルの壁を破ることができない。それでも終盤に退場者を出し、一人少なくなったQPRからMFミケル・アルテタがゴールを決め、1-0でアーセナルが辛勝した。

 この試合で、約14か月にわたって戦列を離れていたMFジャック・ウィルシャーが、復帰したアーセナルは、序盤からボールを支配するが決定機をつくれない。見せ場の少ない試合は、後半に入って動き出す。

 後半6分にアルテタのFKがDFに当たってゴールマウスに飛ぶが、GKジュリオ・セーザルが弾き出す。同32分には、右サイドからMFテオ・ウォルコットが上げたクロスを、DFがクリアーする。これがペナルティースポットの位置でフリーになっていたMFサンティ・カソルラの前に転がったが、カソルラはシュートを大きくふかしてしまい、得点は挙げられない。

 後半35分、試合は大きく動く。QPRのMFステファン・エムビアが、アーセナルDFトマス・ベルメーレンに対する報復行為で、一発退場となる。これで数的優位を得たアーセナルだが、GKジュリオ・セーザルの牙城を崩せない。

 後半39分、途中出場したMFアルシャビンの折り返しから、チャンスをつくる。FWオリビエ・ジルーがヘッド。これもGKジュリオ・セーザルの好守に阻まれたが、こぼれ球をさらにMFアーロン・ラムジーが押し込み、最後はアルテタが一度はクロスバーに当てたボールをゴールに押し込み、1-0と先制に成功する。

 終盤には、QPRも猛攻を見せたが、この1点を守り切ったアーセナルが、苦しみながらも勝利を飾っている。

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