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FIFAが宮市のインタビューを掲載、「U-17W杯がなかったら今の自分はない」

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 FIFA公式サイトは31日、ウィガンに所属するFW宮市亮のインタビューを掲載した。14年のブラジルW杯を目指す日本代表にもコンスタントに招集されているが、ザックジャパンではなかなか出場機会がない。「W杯でプレーすることが自分の夢」と話す宮市は「日本は今、アジア最終予選を戦っています。クラブで試合に出て、ピッチの上で質の高いプレーを見せることが代表招集にもつながっていくと思う。それが一番大事なことです」と誓っている。

 09年にナイジェリアで開催されたU-17W杯に出場した宮市だが、当時のU-17日本代表はブラジルに2-3、スイスに3-4、メキシコに0-2で敗れ、3戦全敗でグループリーグ敗退に終わった。「僕のキャリアの中で非常に大きな経験だった。ブラジルにはネイマール(サントス)やコウチーニョ(インテル)がいたし、スイスは最終的に優勝した」。そう指摘したうえで、「あの大会がなかったら、今の自分はないと言っても過言ではない。U-17W杯で初めて『世界』を知ったんです」と力説した。

 プレミアリーグについては「日本のテレビでもプレミアリーグの試合を数多く放送しているんです。子供のころからテレビでプレミアリーグを見て楽しんでいました」と明かす宮市。「テレビで見ていても、試合のテンポが速いのは分かった。すごく魅力的だったし、小さいころから素晴らしいリーグだと思っていた」。

 中京大中京高からそのまま海を渡り、アーセナルに入団した宮市はフェイエノールト(オランダ)、ボルトン、そしてウィガンへとレンタル移籍を繰り返している。海外での生活も間もなく2年になるが、「日本食が恋しいですね。もちろん、海外でも日本食はありますが、やっぱり日本で食べる日本食は別格です」と語っている。


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