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[Y☆voice216]JFAアカデミー福島MF幡野貴紀(3年)「公式戦でしっかりと結果を」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第216回目はJFAアカデミー福島のMF幡野貴紀選手(3年)です。

 チャンスメーク能力の高さに自信を持っているMFはすでにファジアーノ岡山加入内定が発表されているアタッカー。プリンスリーグ東北1部優勝に貢献し、プレミアリーグ昇格戦を控える注目MFに現在の目標などを聞いた。(取材日:9月28日)

―まずはきょうのadidasパティークカップ、東北高校戦の感想を
「きょうの試合は相手がマンマークでいい守備をしてきていた。前半はあまり良くなかった。でも後半は前が流動的に動いて相手のマークをずらしてゴールにシンプルに行ける形にしようと、みんなで話し合って改善して、それが上手く行ったので良かったと思います」

―自分自身のプレーについては
「前半は少し運動量が少ない部分があったので、後半はたくさん動いてボールに関わって、ボールをシンプルに捌いていこうと思っていた。そしていい形で1点取ることができたので良かったです。ゴールシーンは左サイドから左足でセンタリングしてもらって、それをスルーしてもらって最後自分が左足でニアサイドに蹴りました」

―プリンスリーグを13勝1敗という素晴らしい成績で終わった。これからプレミアリーグ昇格戦(12月)へ向けて詰めていくことは
「プリンスリーグではいい形で優勝することができた。引き続きチームの雰囲気もいい感じなので、もっと今から練習すること。さらに強いチームと戦うことになるので、そこはレベルアップして、また勝って、後輩にいいところでプレーさせられるようにしたいです」

―自分自身はどの部分を突き詰めていきたい?
「岡山に行くことが決まっていますが、今のレベルだとまだまだだと思う。(プロ入りまで)まだ時間があるので、そこはこのチームでもっともっと練習しなければいけないと思っているし、公式戦でしっかりと結果を残してアピールしたいと思います」

―岡山のサポーターへ向けて、自分の特長とどういうところを見て欲しいか教えて下さい
「攻撃面はボールを持った時の発想というか、持った時にチャンスになるようなプレーができると思うのでそこは見て頂きたいです」

―パティークカップの感想について。強豪の集まっているこの大会はどういう大会だと感じていますか?
「強いチームが集まっていてレベルアップできるいい機会だと思う。いい相手が揃っているのでできることをまずぶつけて、できないところはこの3日間で改善できると思う。そういうところを見つけて勝って終わりたいです」


(取材・文 吉田太郎)

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連載:「Youth star voice」

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