史上最年少でナビスコ杯のニューヒーロー賞に輝いた清水エスパルスのMF石毛秀樹にプレミア・リーグのマンチェスター・シティが練習参加を打診しているようだ。英『スカイスポーツ』が報じている。ただ一部報道で出た正式オファーに関しては否定的な見方を示している。

　石毛は現在、清水西高に通う高校3年生。清水ユース在籍中の今年3月にプロC契約を締結し、4月4日のナビスコ杯・新潟戦で公式戦デビューを果たした。市川大祐(現・水戸)が持つクラブ最年少公式戦出場記録を更新。6月6日のナビスコ杯・札幌戦ではクラブ史上最年少となるプロ初ゴールを記録。7月28のJ1横浜FM戦ではリーグ戦初先発も果たし、8月にはプロA契約も締結している。11年にメキシコで開催されたU-17W杯では18年ぶりとなる8強入りに貢献し、同年のAFC年間アウォードで年間最優秀ユースプレイヤー賞を受賞している。

　同サイトはアフシン・ゴトビ監督の「彼はマンチェスター・C以外にも欧州の多くのクラブが関心を示す選手だ。彼はそれに値するだけの才能を持っている」とのコメントを掲載。「私の知る限り、清水は彼を売ることは考えていないし、今後数年間清水の一員としてやってくれるはずだ。シティは彼が見てみたいと思っているだけだと思うよ」と練習参加は容認する構えを見せている。