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2位京都がJ1復帰に王手!!最終節勝利で自力昇格決定

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[11.4 J2第41節 福岡0-2京都 レベスタ]

 2位京都サンガF.C.が3年ぶりのJ1復帰に王手をかけた。敵地でアビスパ福岡と対戦し、2-0で勝利。2試合ぶりの白星を飾り、勝ち点を73に伸ばした。3位湘南、4位大分、5位横浜FCも勝ったため、今節での昇格は決まらなかったが、湘南と勝ち点1差、大分、横浜FCと勝ち点3差を守り、2位をキープ。11日の最終節、ホームでの甲府戦に勝てば、自力での自動昇格が決まる。

 鮮やかなパス回しから先制点を奪った。前半23分、中央のMFチョン・ウヨンからMF中山博貴、MF中村充孝とワンタッチでつなぎ、FW駒井善成がPA内に抜け出す。最後はGKもかわして左足で無人のゴールに流し込んだ。

 前半を1点リードで折り返すと、後半開始早々の1分には相手のパスミスをインターセプトし、一気にカウンター。MF工藤浩平のシュートはGKに弾かれたが、こぼれ球を中村が右足で押し込み、2-0と突き放した。

 前節の大分戦後に前田浩二前監督を解任し、池田太ヘッドコーチが指揮を執った福岡もホーム最終戦で勝ち点を奪うべく反撃を狙うが、京都守備陣も集中力を切らさない。8月12日の東京V戦(1-0)以来、13試合ぶりの無失点に抑え、貴重な勝ち点3を手にした。

 決勝点の駒井は「負けられない戦いだったので勝ててうれしい。絶対に勝つんだという強い気持ちを持って臨んだ。自分がゴールを決めて勝利に導きたいと思っていた」と力説。「ラスト(最終節に)勝てば文句なしの自動昇格なので、絶対に勝ちたい」と、J2優勝を決めた甲府との最終節に勝って自力昇格を勝ち取るつもりだ。

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