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[CL]ラスト10分で3発逆転、マンチェスター・Uが4連勝で2季ぶりの決勝T進出

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 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は7日、各地でグループリーグ第4節2日目を行い、MF香川真司の所属するマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)は敵地でブラガ(ポルトガル)と対戦し、3-1の逆転勝利を飾った。4連勝で勝ち点を12に伸ばし、2試合を残してH組首位で2シーズンぶりの決勝トーナメント進出を決めた。なお、左膝を痛めて離脱中の香川は欠場している。

 試合は立ち上がりからブラガのペースで進む。前半6分、長いスルーパスに抜け出したFWエデルが右サイド角度のない位置からシュートを狙うが、ゴール左へ。同22分には左サイドからのMFウーゴ・ビアナのアーリークロスにエデルがダイビングヘッドで飛び込んだが、惜しくも左ポストを直撃した。

 前半のシュート数はブラガの11本に対し、ユナイテッドは2本。枠内シュートはゼロで、攻撃の形をつくれないまま前半の45分間を終えた。すると後半開始早々に試合は動く。後半4分、ブラガはPA手前でパスを受けたMFクストディオが仕掛け、DFスモーリングに倒されたとしてPKを獲得。これをMFアランがゴール左上に蹴り込み、ブラガが先制に成功した。

 CLでは3試合連続で先制点を献上したユナイテッド。後半11分には照明の故障で一時試合が中断する。波に乗り切れないユナイテッドは後半19分、FWウェルベックに代えてFWファン・ペルシーを投入。すると後半35分、1本の縦パスにファン・ペルシーが反応した。前に出てきたGKの動きを見極め、PA手前から左足で狙い澄ましたシュート。一瞬の隙を逃さず、1-1の同点に追いついた。

 後半39分にはFWルーニーがPA内で倒され、PKを獲得。ルーニーが自らキッカーを務め、2-1と試合をひっくり返す逆転ゴールを決めた。さらに後半ロスタイムにはFWハビエル・エルナンデスがダメ押しゴール。終わってみれば3-1の快勝で4連勝を飾り、グループリーグ突破を決めた。


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