専修大2連覇の関東1部、全国出場権争いは最終節へ:第21節
第86回関東大学サッカーリーグ戦
関東1部リーグ
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第86回関東大学サッカーリーグ戦関東1部リーグは18日、第21節2日目の2試合を行った。
3位の日本体育大は流通経済大と対戦。後半39分に流経大FW田上大地(1年=流通経済大柏高)に先制ヘッドを決められるなど0-2で敗れた。
また5位の中央大はFW安柄俊(4年=東京朝鮮高、川崎フロンターレ加入内定)のゴールで先制しながらもMF上村岬(3年=磐田ユース)に2ゴールを奪われるなど、筑波大に1-3で逆転負けした。
17日の第21節1日目に専修大が2年連続2回目の優勝を決めた。勝ち点3差の2位・早稲田大と対戦した専大は前半20分に早大FW榎本大希(3年=横浜FMユース)に先制ゴールを許してしまう。だが専大は26分にMF西翼(4年=ルーテル学院高)、45分にMF長澤和輝(3年=八千代高)がいずれもFW大西佑亮(4年=鹿島ユース)のアシストからゴールを破って逆転。早大は後半10分に交代出場のMF近藤貴司(2年=三菱養和SCユース)が同点ゴールを決めたものの、専大は23分にFW仲川輝人(2年=川崎F U-18)の右クロスをFW前澤甲気(2年=清水商高)が頭で合わせて決勝ゴールを決め、3-2で競り勝った。昨年度の全国王者は1試合を残して関東連覇を決めた。
4位の明治大は松本山雅FC加入内定のFW岩渕良太(4年=F東京U-18)とFC東京加入内定のMF三田啓貴(4年=F東京U-18)のゴールなどによって国士舘大に3-1で快勝。10位・順天堂大は2-3の後半41分にFW岡庭和輝(3年=千葉U-18)のゴールで追いついて慶應義塾大と3-3で引き分け、1部残留を決めた。一方、東京学芸大に3-4で競り負けた神奈川大の来季2部降格が決まっている。
この結果、全日本大学選手権出場4枠をかけた争いは最終節へもつれ込んでいる。2位・明治大と3位・早稲田大は勝ち点38で4位・日本体育大は勝ち点36、5位・中央大は同35。得失点差で大きく上回る明大と早大が全国進出を決定的にしているが、全日程終了時にはどのような順位となるか。
[後期リーグ]
【1部第21節】(11月17日)
[駒沢オリンピック公園総合運動場第二球技場]
神奈川大3-4東京学芸大
[神]村岡拓哉2(56分=補・伊東純也、60分=補・伊東純也)、向山亮太(72分=補・長野祐太)
[東]茶島雄介2(6分=PK、87分)、菅佑也(27分=補・茶島雄介)、柏崎昂大(42分)
国士舘大1-3明治大
[国]恵津森究(90分+4=補・福田真也)
[明]岩渕良太(5分=補・小川大貴)、三田啓貴(45分+1)、オウンゴール(55分)
[味の素スタジアム 西競技場]
慶應義塾大3-3順天堂大
[慶]端山豪(3分=補・武藤嘉紀、15分)、山浦公裕(71分=補・武藤嘉紀)
[順]和田直己(58分)、原田開(64分=補・岡庭和輝)、岡庭和輝(86分)
専修大3-2早稲田大
[専]西翼(26分=補・大西佑亮)、長澤和輝(45分=補・大西佑亮)、前澤甲気(68分=補・仲川輝人)
[早]榎本大希(20分)、近藤貴司(55分=補・片山瑛一
(11月18日)
[龍ヶ崎市陸上競技場たつのこフィールド]
日本体育大0-2流通経済大
[流]田上大地(84分=補・川崎裕大)、江坂任(90分+3=補・河本明人)
中央大 1-3 筑波大
[中]安柄俊(22分=補・田仲智紀)
[筑]上村岬2(37分=補・葺本啓太、72分=補・葺本啓太)、曽山慶太(90分+1=補・谷口彰悟)
※日程は8月発表。変更あり
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