beacon

C大阪はドローでJ1残留決める…来季関西J1チームはC大阪のみに

このエントリーをはてなブックマークに追加
[12.1 J1第34節 C大阪2-2川崎F 長居]

 セレッソ大阪が自力でのJ1残留を決めた。ホーム長居に川崎フロンターレを迎えたC大阪は2-2で引き分け、勝ち点を42に伸ばしJ1残留を決めた。G大阪と神戸がJ2に降格してしまう来季、関西のJ1チームはC大阪のみとなってしまった。

 引き分け以上で自力でのJ1残留を決めるC大阪だが、常に川崎Fに先行を許す苦しい展開となった。前半17分にはMF中村憲剛に豪快ミドルを突き刺され、1点ビハインドで前半を折り返すこととなった。

 だが後半18分、C大阪はプロ初先発となったFW南野拓実の左クロスにMF横山知伸が飛び込み同点に追いつく。横山は今季初ゴール。しかし喜びもつかの間、同39分にはCKから最後はFW小林悠に押し込まれ、再び勝ち越しを許してしまう。

 だがドラマは後半ロスタイム、ラストプレーで待っていた。DF酒本憲幸のクロスがゴール前で再び横山の前にこぼれ、右足で執念の同点ゴール。古巣との一戦に燃える27歳の2ゴールで、自力でのJ1残留を決めた。

 対する3連勝で最終節を迎えた川崎Fだが、ラストプレーで失点し、賞金圏内の7位以内を逃す、8位でシーズンを終えることとなった。今季は4月に相馬直樹前監督を解任し、風間八宏監督を迎え、再出発を図った。リーグ戦は不本意な成績で終わったが、残すタイトル、天皇杯奪取に全力を注ぎたい。

TOP