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危険なタックルでプロ初の退場…酒井高「わざとではない」

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 ブンデスリーガは8日、第16節2日目を行い、DF酒井高徳とFW岡崎慎司の所属するシュツットガルトはホームでDF内田篤人の所属するシャルケと対戦し、3-1で快勝した。右SBで先発した酒井だが、3-1の後半22分にMFホルトビーへの危険なタックルで一発退場。「自分の記憶にある限り、初の一発レッドだった」と話すとおり、新潟時代を含め、プロ入り後初の退場となった。

 ホルトビーに奪われたボールを取り返そうとした酒井が後方からスライディングタックルすると、スパイクの裏がホルトビーの右足首に入ってしまった。「相手が左利きなので、あそこに右足が出てくるとは思わなかった」。危険なプレーに主審は迷わずレッドカードを提示。酒井自身、「やった瞬間に『退場だな』と思った」と認める。

「でも、わざとではないので、それは分かってもらえると思う。先日のELの反省を生かして守備でタイトにいこうと思っていた。気合いが入りすぎて、退場につながった」

 6日のELグループリーグ最終節・モルデ戦(0-1)では酒井のキックミスからボールを奪われ、カウンターで決勝点を献上した。名誉挽回と意気込んでいた気合いが空回りしたか。まさかの退場となったが、チームがそのまま逃げ切ったことが不幸中の幸いだった。

(取材 了戒美子)

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