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チャリティマッチ発起人の澤が先制点、被災地への「クリスマスプレゼントに」

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 東日本大震災復興支援チャリティマッチ「SAWA and Friends, X’mas Night 2012」が25日、東京・国立競技場で開催された。

 3万674人の観衆を集めたチャリティマッチの発起人として前半は「2012 Memories」(21歳以上女子チーム)、後半は「SAWA and Friends」(女子オールスターチーム)でプレーしたMF澤穂希。前半26分には自ら先制ゴールを決め、「せっかくのチャリティマッチで得点がなかったら寂しいですし、1点目が取れて会場も盛り上がってくれたと思う。重みのある1点でした」と安堵の笑みをこぼした。

「私たちがW杯やオリンピックでたくさんの方に応援していただいたように、被災地の方に何ができるのかを考えていた。私自身、楽しくサッカーができたし、見ていただいた方にも楽しいクリスマスプレゼントになったのかなと思う」

 被災地の子供たちをスタジアムに招待し、テレビでも生中継された。「私たちがサッカーを楽しむことで、サッカーを通じて被災地の子供たちに笑顔を取り戻してもらいたい。被災した方に元気やパワーを伝えたいと思ってプレーしました」。入場料収入は全額、復興支援のために寄付される。「少しでも復興の役に立てば。またこういう形で企画を立てて、たくさんの人に元気やパワーを届けたい」と、継続的な復興支援を約束した。

(取材・文 西山紘平)

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