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[バーモント杯]鹿島ジュニアが仙台ジュニアを下し、初優勝!!

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 バーモントカップ第22回全日本少年フットサル大会は6日、駒沢体育館で決勝戦が行われベガルタ仙台ジュニア(宮城)を2-1で下した鹿島アントラーズジュニア(茨城)が優勝に輝いた。

 決勝までの6試合で総得点42を挙げていた仙台ジュニアに対し、鹿島ジュニアは22点。戦前は仙台が攻勢に出て、鹿島が守る展開が予想されていた。さらに鹿島は総得点の約半数を挙げたエースのFP網中神が出場停止。しかし前半5分、FP有馬幸太郎のゴールで鹿島ジュニアが先制する。その2分後には、仙台ジュニアもFP坂本琉維のゴールで同点に追いつく。

 このまま仙台が逆転に持ち込むかと思ったが、鹿島ジュニアの苦しい状況をFP金原朝陽が救う。これまでの試合では網中をトップに、その下で金原がプレーしていたが、決勝では金原が最前線に入ってプレー。後半4分には決勝点となるゴールを決める大仕事をやってのけた。

 準優勝に終わった仙台。登録選手がわずか9人にも関わらず、7試合で15点を決めた坂本を中心に、最後まで分厚い攻撃を見せた。決勝でも、鹿島を10本上回る36本のシュートを放ったが、あと1点が届かなかった。

 また三位に終わったブリンカールFC(愛知)とFCアルマ大垣U-12(岐阜)は共に東海地域からの出場で、フットサルらしい細かいパスワークで準決勝まで勝ち上がったチームである。Fリーグの名古屋オーシャンズを頂上に、東海圏のフットサルレベルが飛躍的に上がっているのを感じされる結果になった事を付け加えておきたい。

(取材・文 勝又寛晃)

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