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[Fリーグ2012]第24節ハイライト 浦安が府中を下しPO進出に望み、大阪はPO進出に王手

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 Fリーグ2012は、5日と6日に第24節を各地で行った。首位の名古屋オーシャンズ、2位のシュライカー大阪が勝ち点3を重ねた一方で、3位の府中アスレティックは2-3でバルドラール浦安に敗れ、勝ち点41のまま。4位のデウソン神戸との勝ち点差は2に縮まっている。

 5日に行われた神戸とバサジィ大分の一戦は、前半4分にFP中村友亮のゴールで大分が先制する。前半15分には神戸のFP西谷良介が同点ゴールを挙げて、試合を振り出しに戻した。勢いに乗る神戸は後半3分にもFP岡崎チアゴが追加点を挙げて、2-1と逆転に成功する。一度は日本代表FP小曽戸允哉のゴールで追いつかれたが、後半13分にFP稲田瑞穂が決めたゴールを守り抜き、3-2で勝利した。

 同日に行われたもう一つの試合では、アグレミーナ浜松がホームでエスポラーダ北海道と対戦した。前半1分にFP水上玄太のゴールで先制した北海道は、前半終了間際の20分にもFP吉田順省が追加点を挙げた。後半1分には浜松も、FP中島涼太が1点を返す。その2分後には、吉田に2点目のゴールを許し、再び点差を広げられた浜松だが反撃に出る。同17分にFP石野潤、その2分後にはFP蓮池紳吾が立て続けにゴールを挙げて、3-3の同点に追いついた。しかし、試合終了間際に水上が勝ち越しゴールを決め、4-3で北海道が勝ち点3を持ち帰っている。

 6日に行われた府中と浦安の一戦は、FP渡井博之のゴールで浦安が先制する。しかし、前半6分に府中のFP前田喜史、後半5分にもFP完山徹一にゴールを許し、逆転された。この試合に敗れると、プレーオフ進出の3位以内に入る可能性が消滅する浦安は、後半7分に渡井が2点目を決めて同点に追いつく。さらに同14分にはオウンゴールで逆転に成功し、3-2で勝利。プレーオフ出場に望みをつなげた。

 すでにリーグ1位を確定させている名古屋オーシャンズは、アウェーで湘南ベルマーレ(Fリーグ)と対戦した。前半19分にFP北原亘のゴールで先制した名古屋は、その直後にFPボラのゴールで同点に追いつかれる。接戦となった前半だが、後半は名古屋がゴールラッシュを見せる。2分にFP渡邉知晃のゴールで2-1とリードを広げると、FP吉川智貴が2点を加え、4-1と点差を広げた。湘南もFP小野大輔が1点を返して意地を見せる。しかし、試合終了間際に日本代表の北原、FP森岡薫が追加点を挙げた名古屋が、6-2で連勝を17に伸ばした。

 2位のシュライカー大阪は、アウェーでペスカドーラ町田と対戦した。前半1分に大阪はFP一木秀之のゴールで先制した。その直後にはFP滝田学に同点ゴールを許したが、同6分にはFP江口孝一が逆転ゴールを挙げた。前半終了間際にはFP篠崎隆樹が、2度目のイエローカードを受けて、退場となる。この数的優位のチャンスを生かし、大阪は得点ランク2位につけるFPヴィニシウスがゴールを挙げて3-1と点差を広げた。後半3分には町田のFP本田真琉虎洲に1点を返されたが、同39分には一木が、この日2点目を挙げて、4-2で勝利。勝ち点を46に伸ばした。次節で大阪が北海道に勝利すれば、プレーオフ進出が決まる。 

以下、第24節の結果と順位表

神戸 3-2 大分
浜松 3-4 北海道
府中 2-3 浦安
湘南 2-6 名古屋
町田 2-4 大阪

Fリーグ2012順位表
24節終了時


順位 クラブ 勝ち点 得失点差
★PO1.名古屋オーシャンズ(68)+80
PO2.シュライカー大阪(46)+30
PO3.府中アスレティックFC(41)+16
4.デウソン神戸(39)+22
5.エスポラーダ北海道(36)-11
6.バルドラール浦安(35)+4
7.バサジィ大分(33)+1
8.ペスカドーラ町田(22)-18
9.湘南ベルマーレ(12)-41
10.アグレミーナ浜松(8)-83

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