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神戸MF野沢が鹿島復帰を発表「アントラーズのユニフォームを着て戦えることに深い感謝」

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 鹿島アントラーズは9日、ヴィッセル神戸からMF野沢拓也を完全移籍で獲得したと発表した。野沢は昨オフに鹿島から神戸に移籍。1年で鹿島に復帰することとなった。

 両クラブからコメントを発表した野沢。神戸を通じては、「1年間お世話になりました。アントラーズしか知らなかった自分を受け入れてもらい、多くの声援の下、プレーさせていただいたにも関わらず、期待に添える結果を残せなかったことに責任を感じています。ヴィッセルをJ1に復帰させなければならないという気持ちの一方で、新たに生まれ変わろうとしているヴィッセルの将来像、そして自分自身の故郷や古巣への思いなど、一年前同様、悩みぬきました。その結果として、ヴィッセルを離れ、アントラーズで再びプレーすることを決断しました。本当に短い時間で、申し訳ない気持ちでいっぱいです。心からヴィッセルのJ1復帰を願っています。自分の気持ちを表現することが苦手で、言葉にすることはもっと苦手な自分を1年間サポートしてくれたことを本当に感謝しています。ありがとうございました」。

 鹿島を通じては、「もう一度、鹿島アントラーズのユニフォームを着て戦えることに、深い感謝の気持ちと言葉に表せないほどの喜びを感じています。1年前に悩み抜いて移籍を決断し、新たな挑戦に踏み切りました。しかし、頭の片隅には常にアントラーズがありました。17年間在籍したクラブを後にするということの意味を実際に離れることで思い知りました。サポーターの皆さんの中に賛否両論があることは当然のことで、自分としてはそれを真摯に受け止めていかなくてはならないと思っています。自分は言葉で説明するのが上手なタイプではないし、とにかくプレーや行動で示すことが何よりも大事だと思います。再びアントラーズサポーターの皆さんと一緒に歩ませてください。よろしくお願いします」とコメントしている。


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